児童文学にフルチ監督らしい(？)残酷描写が加わったテレビムービー。
これと同様に『クロック』もテレビ映画。なんとフルチのファンタジーテイストな原作を元に作られた(脚本家は別の人)。
テレビ映画のせいかゆるい。ゆるくてとってもホッとする。
それでも意外と残忍な殺害シーンもあるので驚きますよ。居直り強盗で何もそこまでしつこくやるか？…な驚き。
徹底的な眼球潰し、頭部殴打。
ここは後半の回想でもしつこく出てくるシーンです。
音楽は懐かしめなテイスト。
両親を強盗に殺害され、残された子供たち。この2人が号泣しながらなぜか風船ガムを膨らましては割り、膨らましては割り…の図がシュール！
子供たちを引き取った叔父夫妻は、惨劇の舞台となった館に一時的に宿泊するが、やがて説明のつかない怪奇現象に悩まされるようになる。
割と早い段階で誰が強盗なのか犯人はわかります。タイトル通りお化け屋敷的な映画です。
悩ますのは強盗犯人だけでいいじゃん！とは多分観てるみんなツッコむところかもしれない…。
