ペコリンゴ

犬神の悪霊(たたり)のペコリンゴのレビュー・感想・評価

犬神の悪霊(たたり)(1977年製作の映画)
3.1
記録。
何故溶ける…?

『エクソシスト』『オーメン』を凌駕する日本初の本格オカルトとの謳い文句が非常に頼もしい。確かにある意味で凌駕してる気はする。

永らく封印気味であったのも納得。

イヤらしい村八分描写と、後半の付いていくのが困難なイミフ超展開、そして大和田伸也の何か憑いてそうな迫真さにお腹いっぱい。いや胃もたれしそう(笑)

明らかに当時のオカルトブームにちゃっかり便乗しようとしてるのが見え見えなんだけど、そこには洋画におけるそれとは明らかに違う異次元空間が広がる。これが日本の底力か。

うーん、上手く言えないけど、とにかくとんでもない香ばしさを放つ作品なのは間違いない。オカルト映画ってよりカルト映画だよなぁ。。