久々に脳みそが綿になりそうな映画を見ました。
平均スコアは2.0…まあそんなものでしょう。
これが邦画か米国の映画だったらイキがってボロクソ書いたかもしれませんが、ブラジル映画なので良いでしょう。だってわたしブラジルのことよく知らないし（米国のこともよく知らんが）。
しかもこの主演女優、思いっきり脱いでたけどブラジリア大学の学長の娘なんだって！「大胆な脱ぎっぷりと演技力でブラジルきっての人気女優」だそうで。へえ…。確かにすげー可愛くて、スタイル良かったです！

でもまあ、この内容のない映画が世界のどこかにあったって全然けっこうなんだけど、なんでわざわざDVDになって、日本の神奈川の田舎のTSUTAYAに並んでるのかということが不思議。
他に並べるべき名作がたくさんあるのでは？？

でも主人公が可愛いのだけは確かでした。




以下ネタバレ

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ストーリーは…シウマーラは工場で働いて、無職で前科持ちの父親を支えている。
冒頭は、人気の歌手ブルーノ・アンドレが出るクラブに行きたい、と言う地味なお友達を可愛く変身させてあげたりする、友情ストーリーが展開。
で、飛び抜けて可愛いシウマーラは、クラブイベントでブルーノの目にとまり、彼と一夜を共にし有頂天になるが、身体だけが目的だったとわかる。
その頃、シウマーラの父親が職を探すが、うまくいったりいかなかったり、放火犯と疑われたりする。顛末は不明。
シウマーラの方は、今度は彼女が昔からファンだった大スター歌手、ルイス・ロナウドと出会う。

シウマーラとルイスが海岸を歩くみたいなくだらない内容が、フルコーラスの歌とともにダラダラ続く。
エロシーンで流れるムーディーな音楽がAVみたい。

ルイス・ロナウドと一夜を共にしたシウマーラは、次は彼の中学生ぐらいの息子のベッドルームに向かう。
なんと、息子のセックス指南役をつとめることに…
って、ここまでジャケットのあらすじに書いてあるんだけど、もうほとんど全部ネタバレ！
それじゃあ、息子へのセックス指南が見どころかと思いきや、ベッドに入る前に暗転。なんやそれ！

で、翌日。
シウマーラのもとには、ルイスからの謝金とプロモCDが残されていたのだった。
彼のそれは、またしても愛ではなかったのだ…！
んなもん出会いからしてあたりめーだろ。
しかし、愛だと信じていたシウマーラは、呆然と歩く。
視聴者も呆然としたままエンドロール。

「快楽を得ようとすれば、必ず苦痛を伴う」ーーソクラテス

ブラジルのシネフィルの認識 2000年代のベスト映画（Percepções da Cinefilia; Os melhores filmes da década de 2000）にて6位にランクイン