レモンチキン

ゲイを狙った連続殺人事件が発生
潜入捜査に乗り出した敏腕刑事ベンソンは、本物のゲイである内勤のカーウィンとカップルを装って同棲することになり……

殺人捜査のためゲイカップルに成りすますことになった刑事コンビの奮闘をライアン・オニール＆ジョン・ハート共演で描いたアクションコメディ

ピンクですね

捜査
忘れそうになるけど一応してます

犯人
ラストは微妙でした

笑いもあり

ジョン・ハートの感じが凄かったです

…殺人事件が勃発するゲイ・タウンに潜入捜査！
いいケツしてるがために選ばれた殺人課の優秀な刑事ベンソン(R.オニール)と、事務方だが本物のゲイのため選ばれたカーウィン巡査(J.ハート)が、無理矢理カップルを組まされます。

ゲイばっかりのモーテルで日夜を共にし、ゲイ行きつけのバーに通い、ゲイ雑誌を読み、ゲイの皆さんを招いてホームパーティーを開催し、情報収集する。
男に全く興味がないベンソンにとってはストレスフルな日々でしかない。

一方ゲイのカーウィンは逆に、擬似・同性婚ライフを楽しんでいるようだ。オーブンでチキンを焼くのに成功したら、今度はケーキを焼いて彼の帰りを待つ。食後のコーヒーをベストタイミングで出すことが、彼(彼女)の幸せだ。

そんな住民の生活に根差した捜査で見えてきた犯人像とは？！

…といっても後半わりとシリアスな展開になり、(ブロークバックマウンテン…とまではいかないが) 2人の関係はどんどんピュアなものとなっていき、
どんなテンションで見たらいいのかわからない感じになる…。話のテンポも悪し、え、今笑うとこだった？っと戸惑わせる、この感じ…どっかで…どっかで…
と思い巡らせたら、アレだ！

007だ！
ちょっと古いけどコネリーボンドらへんの！
ただ笑うべきなのか、「※本人は至って真面目です」のテンションに合わせるべきなのか…というアレ。(例がわかりにくい)
きっと好きな方を選べばいいのだけど、決めきれぬままENDを迎えてモヤモヤを残して、苦笑いする。

時代のギャップを感じる映画にこういう印象を受けることがたびたびあるが、それが嫌という訳ではない。いい違和感。

主人公の身勝手さにガックリ
どっち付かずの中途半端感否めず

21ジャンプストリートから勢いと派手さを抜いた残念映画