「完成されたサスペンス」
下宿宿にいるとされる連続殺人犯を追う物語
テンポよく、話は進み、コメディも交えながら進んでいく。下宿人のそれぞれのキャラクターも立っていて見やすい作りとなっていた。
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クルーゾー監督のデビュー作品だが、「密告」以降の完成度には及ばないものの、怪しげな人物が多数登場する辺りは後年の「スパイ」を連想させるし、下宿が主な舞台となっているのは「二百万人還る」の挿話と似てい…
>>続きを読む本日の映画『犯人は21番に住む』
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ムッシュー・ディランの名刺を残す殺人犯。
犯人は誰?
1942年のフランス映画
監督を気にしていなかったら、なんと、アンリ・ジョルジュ・クル…
クルーゾーデビューが『囚われの女』だったのでこれで正しい1からのスタート。サスペンス仕立てながらコミカル要素も挟みつつ、前半はテンポ良く進み普通に面白いので拍子抜けした(『囚われの女』のイメージが強…
>>続きを読むアンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督のデビュー作とは思えないサスペンスの完成度の高さ。緻密に練り上げたトリック、あえて大胆に犯人を21番地ミモザ館の住人と限定させ、その胡散臭い住人たちのプライベートを…
>>続きを読むモンマルトルで起きた連続殺人事件を追う警視ヴェンスの活躍を軽妙に描く。
「恐怖の報酬」「悪魔のような女」の名匠アンリ=ジョルジュ・クルーゾーの長編デビュー作。
印象的なシーン
・オープニング 犯…
連続殺人事件を追うミステリーに於いて居場所を特定する『犯人は21番に住む』と言う強気のタイトルは、デパ地下の試食でA5ランクの松阪牛のステーキや大間のクロマグロの大トロを好きなだけ食べさせるような強…
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