Jaya

シュザンヌの生き方のJayaのネタバレレビュー・内容・結末

シュザンヌの生き方(1963年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

若さ溢れるめんどくさい3人の間で付き合ったり捨てられたりするお話。4万フランは、割を食ったベルトランの象徴でしかないのでしょうか。

どうしようもないチンピラ紛いのギヨームと、良いように使われてるようにしか見えないベルトラン、シュザンヌ。

ラストでシュザンヌが結婚することでギヨームにやり返したような作りになってはいますが、効いてるようにも見えず、ベルトランは相変わらずの日々が続いていくだけのように見えました。シュザンヌの配役が丁度いい…。

何ということのない恋だの愛だのの会話が聞いていてキツかったです。この若さが主眼ですが、やたらに尺が長いところが多く、眠くてしょうがなかったです。

人間関係の美しい縮図とも言えますが、メロドラマ以上のものは得られなかった作品でした。
Jaya

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