ペコリンゴ

リストラ・マンのペコリンゴのレビュー・感想・評価

リストラ・マン(1998年製作の映画)
3.6
記録。
社畜、反撃の狼煙。

おっと、これは思わぬ掘り出し物。会社に不満持ってる僕みたい方は楽しめそうなオフィスコメディ。

まず邦題に騙されちゃいけないパターンですね、これは。ビシバシと問題社員をリストラしてく話だと思うかもだけどそれは違う。会社にリベンジする話だ。ウルトラマンをモジったっぽいけどハッキリいってスベってますね。

ま、ダメ邦題はひとまず置いておいて、会社ってムカつくこと多いですよね。この映画にはそれが詰まってて観てるこっちまでイラついてくる(笑)

本作の主人公ピーターもそんな怒れる男なのだけど、催眠療法がきっかけで大胆にもサボり・遅刻上等の超不真面目社員になる。クビをも恐れぬ背水の陣ってやつですよ。これは憧れる。

コンサルタントにも明け透けに勤務実態を語るものの、逆にそれが資質ありと評価されて昇進。反面まじめに働いてきた気の合う同僚はリストラ対象に。そんなんの納得できるかーっ!て事でささやかな仕返しを計画したはずが大ごとになる展開に。

社畜精神に蝕まれがちな方はある意味閲覧注意かも。辞めたくなっちゃうかもだから。