記録。
電脳空間で繰り広げられる0と1の攻防戦。
『トレインスポッティング』のシック・ボーイことジョニー・リー・ミラーの劇場映画デビュー作。主役を演じた本作の方が印象薄いのはご愛嬌。
本作が米国で公開された1995年といえばWindows 95が発売され、一般家庭におけるPCの需要と普及が加速し始めた年。
普及が飽和しきった現在の目線では微笑ましく見えるネットやハッカーの描写も当時としては最高にクールだったのだろうか。
ストーリーとしては大仰なように見えて意外と小ぢんまりしてる印象。高校生ハッカーたちの闘いを描くのだけど、笑いで例えると「ややウケ」くらいの内容で特段の見所を見出すのは難しい。
底が分厚いラップトップやフロッピー等のレトロ感や、短髪のアンジェリーナ・ジョリーの初々しさを堪能出来るという意味では悪くない。
ミラーとアンジーは本作がキッカケで結婚してたってのも興味深いかもね。