ザ・80年代スラッシャー。

いつも嫌味ばっか言ってくるムカつく寮の管理人の婆さんを脅かしてやろうとした女子達だったが、誤ってぬち殺してしまい死体を隠蔽。
すると1人、また1人とメンバーが殺されて行き....

海外では(おそらく)めちゃくちゃ有名らしい本作。

少し脅かしてやるつもりが誤って殺し、しかも隠したはずの婆さんの死体が消えているという悲劇。
展開は本当に殺されていき、誰が殺しているのか～というものなんだけどそこまで面白くもないように感じた(つまらなくも無いけど)。

殺し方はグサっとされたり、首を掻っ切られたりするけど一番印象に残るのはやっぱりトイレの生首。あの1枚絵はかなり好きです。

まあスラッシャー映画好きなら観てもいいかな～って作品でした。

視聴 2023年9月30日

• #♡70～80's

80'sスラッシャー
大学の女子寮に生活する7人のパリピ女子(1人は真面目ちゃん)。
卒業パーティーの日、厳しい寮母を脅かそうと企むが、誤って殺してしまう。
死体をプールに沈め卒業パーティーを楽しむパリピ。
関わった者達が次々と殺されていく…

特に印象深いものはない。
良くも悪くも、よくある80'sスラッシャー。
パリピリーダー格と真面目ちゃんがまあまあ美人。

Youtubeの映画チャンネルThrillGoreで鑑賞可能な、厳しい寮母をあやまって死なせてしまった女子大生達が何者かに次々と殺されてしまう80sスラッシャー。日本ではマイナーですが本国では「ラストサマー」にも影響を与えたという指摘もされており、2009年にはリメイクされてます。

寮母の死体を汚れたプールに沈ませるも、そこは卒業パーティーでにぎわう女子寮。いつ死体が見つかるか疑心暗鬼な彼女達の様子が一定の緊張感をもたらしており一人一人が少しずつ消え寮母が生きているのでは？と思う中、特に中盤以降は誰が犯人なのか？という好奇心が働きます。

犯人が使う凶器は寮母所有のステッキのみなので殺しはワンパターン且つ特殊メイクも控えめなんですが「便器」はそこそこ印象的。また、犯人の正体は予測が少し難しかったものの序盤に一応伏線は張られており思わずなるほど、と感じるもので少ししか出てきませんがぼやけて映る「ハロウィン」風のマスクや終盤の変装＆隠れていた場所は結構不気味。

医師を寮に連れてきてからのピンクや緑のライティングで彩られた幻覚もそれなりにインパクトが。調べるとマーク・ロスマン監督は今作前にブライアン・デ・パルマ監督の下で働いていたこともあるそうで、（スラッシャーとしては刺激薄目ながら）それも納得のストーリーや展開で魅せるなかなかの良作でした。