メキシコの鉱山に隠された寺院に封印されていた、悪魔の左手を持ち出してしまったことから、ハンド君が暴れ出す映画。
この左手は次から次へと宿主を変えていきます。変える際は物理的に切断せざるを得ず、必然的に手首切断シーンのオンパレード笑
最初に悪魔の左手に憑依されるのが主人公の夫で、妻は夫に取り憑いた左手悪魔を退治しようと、夫が埋葬された教会の神父と共に次々宿主を変える悪魔を追います。さながら『ヒドゥン』ですな。そうか、『ヒドゥン』より先にやってるですね。
途中、なんでか気合の入ったカーチェイスもあり、なかなか手堅い作りなのですが、つまんないです笑
なんかちんたらしてるというか、牧歌的というか緊迫感がありません。その割にまともにホラー映画しようとしてて、B級映画として笑えるところも少ないのが残念なところ。
左手だけで顔面を握り潰そうとしたり、見所はあるんですけどね笑
あ、でも最後納得いかない唐突なエンディングは笑えます。
数百円で手に入るDVDですが、VHSをダビングしたような酷い画質です笑
DVDのタイトルは少し変更されて『ゾンビノイド 悪魔の手首』。
でもゾンビノイドってなんやねん笑。言うならばミイラか悪魔だよなあ。でもこの辺の謎の造語付けちゃうのは嫌いじゃないです。
パッケージもVHS時代の気合の入ったイラストでは無くて、やっつけ感バリバリ。素人レベルのパッケージですね、残念。
どっかで投げ売られてたら、買ってみてください笑
