鍋レモン

バットマンの鍋レモンのレビュー・感想・評価

バットマン(1989年製作の映画)
4.6
⚪概要
奇才、ティム バートンが仕掛けるダークファンタジーな初の劇場用バットマン映画。
主演はコメディ出身のマイケル キートンが演じ、宿敵ジョーカーを名優 ジャック ニコルソンが演じる。

⚪感想
今観たら古臭いかなって思ってしまうけど、実際に観たらそんなこと無いし、違和感もない作品。

ティム・バートンらしさのある世界観がただただ最高。現実を離れすぎず、ダークな面とファンタジーの面を丁度よく表現されている感じ。

暗い雰囲気の中ではバットマンの胸にある黄色と黒のエンブレムやジョーカーの紫のスーツにオレンジのインナーが良く映える。

ティム・バートンの作品はやっぱり奇妙で美しく、描写が細かくて好き。

マイケル・キートンとバットマンとジャック・ニコルソンのジョーカーの相性が良い。
ジョーカーの憎めない感じを持ちつつ、不気味さを兼ね備えてるところが良かった。知的さはないけれどコミカルなところが素敵。
入れ歯がカタカタ動く、笑い袋、ビックリ箱、トランプ、ジョークグッズにも余念が無い。
ジョーカーの
「月夜に悪魔と踊ったことはあるか?」
というセリフが好きなのと、笑顔の下で泣いているという表現も好き。
ジャック・ネイピアとしてのジョーカーを見れるのもよく、原作をかなり大切にしてる感じ。

ブルース・ウェインの口パクの「I'm Batman」可愛かった。

色褪せない名作。

字幕で見直して良かった。

⚪鑑賞
TSUTAYAのDVDで鑑賞(吹き替え)。
映画天国で鑑賞(字幕)。

⚪パンフレット所持
鍋レモン

鍋レモン