実はこのジャケ写を見てずっとチェビー・チェイスだと思ってました。
でもなんだか若い気がするけどいつ頃の映画? アレッ、 人違い?
主演はウィル・フェレル(当時37歳)。
チェイスとは24歳も離れていました。
私は1990年代後半から2010年代前半まで長期に渡り映画とは疎遠だったため、この時期に活躍していたらしいウィル・フェレルのことをほとんど知りません。
他の主要メンバーも知っているのは、この頃はまだチョイ役のスティーブ・カレルくらい
ポール・ラッドが『アントマン』というのは観終わってから知りましたが、この髭と髪形じゃあわかりません。
むしろチョイ役の方に知ってる役者が多く、ティム・ロビンス、ベン・スティーラー、ダニー・トレホ、ジャック・ブラック、セス・ローゲン、ルーク・ウィルソンなど。
カメオ出演なのか、この時期まだ売れてないから端役なのかよくわからない人もいます。
原題は“Anchorman: The Legend of Ron Burgundy”(アンカーマン:ロン・バーガンディの伝説)
“アンカーマン”というのは総合司会とかメインキャスターの意味だそうです。
“ロン・バーガンディ” というのはフェレルが演じる主人公の名。
2004年の作品なのに舞台はなぜか1970年代のサンディエゴ。
各種差別などいろんな面で今なら完全にNGネタのオンパレード。
正直、下ネタは多いしくだらないしで途中で観るのをやめようかと思いましたが、真ん中あたりから映画が持ち直したのか私の脳ミソが麻痺したのか、後半はバカバカしさをそれなりに楽しめました。
監督は後に『マネー・ショート』や『ドント・ルック・アップ』を撮るアダム・マッケイ。
日本劇場未公開。
かつての2本立て全盛期の頃の併映に手頃な作品といった印象。