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ひとひらの雪のotomisanのレビュー・感想・評価

ひとひらの雪(1985年製作の映画)
2.4
 タイトル買いの失敗例。好きが止まらんので誘って靡かれて、ついつい二股が三股になってと。常時発情中。原罪まる出し津川の悩む前に先ずやれの手本を示す映画であった。もちろん周囲には波風立つが誰も津川を殴るでもなく呑気な話で結構だ。いずれ名士と囁かれる者同士の事で、現にありそうな成り行きが苛立たしい。退屈さに原作者の渡辺も余程恥ずかしかったか先ごろ亡くなったが、津川の死を見届けたとは意地の見せどころだったか?追悼には及ばぬ話である。
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