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レッド・ライトのkingyohimeのネタバレレビュー・内容・結末

レッド・ライト(2012年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

とにかく、残念な映画だった。
序盤から中盤にかけて面白そうだと思って引きつけられただけに・・・。
せっかくの名優を無駄遣いしている感もあった。

巷の超常現象の裏を解き明かしていく女性博士とその助手の男性。
博士は昔、有名な超能力者と対談し、打ち負かされた苦い記憶がある。
その超能力者が30年ぶりに復活すると言う。
助手は彼の超能力を解き明かすべきと言うが、博士は彼には関わるべきではないと反対する。
しかし、助手は博士に逆らい、超能力者と対峙、その後次々と恐ろしい体験をする事にー。

この流れでいくと、最後に博士と超能力者が対決するだろうと思う。
そして、インチキを暴くのだろう、又は反対に彼は本物なのかもしれない。
それを期待して見ていたら・・・何だ、これとなった。
真相であっと驚かせる、その一手だけでいけると思った映画じゃないかと思う。
だけど、真相を知っても、だから何だ?と思った。
もしそうならば、何故酷い暴力を受ける時に彼はその能力を使わなかったのか。
自分が死ぬかもしれない時に。
また、何でとっととインチキを暴けなかったのか。
脇役二人が解き明かす前に。
名優を無駄遣いしているとも思ったし、主人公の男性が暗いイメージで魅力がない。
彼の恋人役の女性は必要?と思った。
女性が歳をとった主人公だから花やロマンスを加えたかったのか・・・と深読みした。
そんな風に大人の事情を感じる映画だった。
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