kingyohime

プリデスティネーションのkingyohimeのネタバレレビュー・内容・結末

プリデスティネーション(2014年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

期待せず見たら意外に面白かった。
タイムトラベラーもの。

1960年代のバー。
客がバーテンダーに身の上話を始める。
自分は1940年代に孤児院に捨てられ、そこで育てられた。
幼い頃から優秀で身体能力も優れていた彼女は、ある組織-宇宙開発をする組織にスカウトされる。
所が、養成所の一員とケンカし退所する事となる。
その後、一人の男と出会い恋に落ち、子供を産むも、その男は赤ん坊を連れ去ってしまう。
さらに、出産の時、両性具有者と判明し手術をして男として生きる事となった。
今は意にそまない仕事をしていると言う。
その身の上話を聞いたバーテンダーは自分の人生を狂わせた男を殺したくないか?と言う。
そして、彼女と男が出会った時へと、タイムトラベルする。

前半と後半で話の雰囲気が変わる。
前半は身の上話でヒューマンドラマ。
後半はタイムトラベルをして爆弾犯の犯行を防ぐSFチックな話。
そして、事の真相が解き明かされていく。

とにかく、タイムトラベルものは複雑で難しい。
これも途中で頭がごちゃごちゃした。
ただ、伏線がよく練られていて、よく出来た話だと感心した。
見た後、もう一度見たら頭が整理されるかも知れない。
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