たけちゃん

ジャッジ・ドレッドのたけちゃんのレビュー・感想・評価

ジャッジ・ドレッド(2012年製作の映画)
4.2
警告はしたぞ!


ピート・トラヴィス監督 2012年製作
主演カール・アーバン、ヘナ・レディ


イコ祭り、ちょっと寄り道です(^-^)
親愛なるフォロワーのユースケさんから、「ザ・レイド」は「ジャッジ・ドレッド」のパクリだと教えていただき、俄然興味が湧いて鑑賞です。


実はスタローン版がイマイチで(笑)、このリブート版も全く興味がなかったんですよね。勿体ない!
これ、めちゃめちゃ面白かったですよ!


設定としては、かなり僕好みですわ。
脚本は「エクス・マキナ」や「アナイアレイション」のアレックス・ガーランドなんですね。
好きなはずです( ˘ ˘ )ウンウン
原作はジョン・ワグナーによるイギリスのコミックで、スタローン版のリブートではないとのこと。
確かに展開は全く違う。

核戦争後の近未来。
人類はメガロシティと呼ばれる巨大都市に密集して住むが、そこは同時に犯罪が多発する都市でもあった。
そんな中で、治安を守るのは、ジャッジと呼ばれる警察と司法の力を合わせ持つエリート組織だった……。

ってことで、ジャッジのドレッドとカサンドラが犯罪を追って入ったピーチツリーというビルに閉じ込められ、犯罪組織に命を狙われるというストーリー。
たった2人でビル内の犯罪者を相手にするサバイバルストーリーは、確かに「ザ・レイド」。
そっくりな場面も確かにある( ˘ ˘ )ウンウン
でも、僕はそれぞれに面白かったなぁ。
肌触りが全く違うので、似てるプロットもあまり気にならない。スタローンの「ジャッジ・ドレッド」とは全くの別物です( ¯−¯ )フッ


すごくいいと思ったのは、映像表現です。
"スローモー"というドラッグが登場するのね。
これ、スローモーションの幻覚を見せるドラッグなんだけど、それを実に上手く映像化していて、映画のスローモーション効果が素晴らしいの。
近未来SFものとしてもよく出来ていました!



ドレッド役のカール・アーバンって、リブート版の「スタートレック」でドクターマッコイ役をやった人だね。こんなに渋カッコいいアクション出来るとは思わなかったなぁ。どんな状況でも冷静なジャッジは、実に魅力的。また、持ってる装備がいいんだよねぇ。さすが、SF作品( •̀ω•́ )و✧

もう1人のジャッジ、カサンドラ役のオリヴィア・サールビーって、全然知らない女優さんでしたが、今作はちょっとミラ・ジョヴォヴィッチ入ってたよね。もう少しアクション出来ると良かったのに。

ピーチツリーの組織のボス"ママ"役はヘナ・レディ。
これが、ヘナがまたいいんだよねぇ。
僕は「300」ファンなので、好きなんです。
今作はちょっと脱ぎ足りないけど(笑)
実はヘナ・レディって、ドラマ版の「ターミネーター」でサラ・コナー役も演じてるんですよ!サラ役、ピッタリでしたから( ˘ ˘ )ウンウン



ということで、「ザ・レイド」繋がりで観た本作でしたが、思いの外面白くて、めっけもんでした!
観てない方は、ぜひどうぞ\(^o^)/
ユースケさん、おすすめありがとう( •̀ω•́ )و✧