フジツカ座

ムーンライズ・キングダムのフジツカ座のレビュー・感想・評価

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)
4.3
【余談】
昨日観た「イ◯とク◯ラ」で製作のウェスにへし折られた心を取り返すべく、本作を間髪入れずに視聴。何度目かの視聴です。

だけどなんかこう、、。

もっと良かった気がしてて。

や、もちろんクススなシーンもグッとくるセリフも沢山あって好きには違いないのだけど、見終えたあとの多幸的余韻は前はもっとふんだんにあった気がしたんだよな〜。

まー。

好きな食べ物もずっと好きとは限らないし、あのときあんなに好きだった子がいたのに今は違う子を好きになってたりするのと同じで、人って変わるんだ。よくもわるくも。


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っていう前置きをしたレビューなんて誰も読みたくないだろな(๑´ㅂ`๑)

まいっか。備忘録だもんな。


ウェスアンダーソンの作品はパッと見で分かりやすい特徴が沢山あって、たとえば縦と横のスクロール的長回し。本作では冒頭のスージーの住む家のシーンとシャカスキーが在籍するカーキスカウト、キャンプアイヴァンホーでのシーン。
あと有名なのは左右対称の美への拘りで本作もちょっと目を離すとしょっちゅうその構図です。バランス感覚に長けた規則性は観ていてとても心地がいいです。
あとは画的なポップさや、出てくる小物がかわいかったり、役柄の名前もいちいちカッコ良かったりキザだったり。名前フェチってわけでもないのだけど、グッとくるポイントのひとつです。

ではここでカーキスカウトのメンバーを勝手にいくつかご紹介しようと思います。


アイロンがけののギャッジ。

トイレ担当のデルーカ。

紐結びのルーズヴェルト。

家作りのスコタット。

害虫駆除のニクルビー。

打ち上げ花火のパナグル。

火薬のアイゾッド。

バイク整備のレッドフォード。

おはようシェフ。

そして、体調のウォードと、脱走のシャカスキー。

おっと忘れてた。

犬の名前はー

スヌーピー(๑´ㅂ`๑)


こう書き出すと更にグッときちゃうな。フフフ(๑´ㅂ`๑)



ムーンライズキングダムは終わらせ方もとってもいいです。

ラブレターの最後の一文みたいな終わらせ方。

うん。

やっぱしいいな(๑´ㅂ`๑)

好きです。

ムーンライズキングダム。
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