つっつー

世界にひとつのプレイブックのつっつーのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

過去に囚われた人達の話ですごく好み。
キャラ達の変な言動に笑っちゃうけど、変な言動=心の傷だから笑いながら胸が痛くなる。画面のテンションが高いのと、基本的にはラブロマンスだから暗い気持ちにならずに胸が痛くなれるのがいい。

パットとティファニーは中盤くらいでほぼほぼ寛解して、終盤は物語を父親のギャンブル対決とティファニー目線での恋の行方がメインになってて、いつの間にか普通のラブストーリーにシフトしてるのが上手い。
練習後に着替えてるティファニーの上半身裸の後姿見て意識しちゃってるところとか、ダニーがティファニーに接近してエモいダンスを教えてる時に「俺がやる」って引き離すところとか、パットが惹かれていってるサインがもろラブロマンスって感じでテンション上がる。最後は丸く収まりすぎだけど、これはこれでいいかな。
レーズンブラン食べてるシーンが一番好き。

ワインスタインのスキャンダルでドラマの企画なくなって、今監督なにやってるんだろう。調べるまでまた干されてるのかと勘違いしちゃったから、早く新作撮らないかなぁ。