▪️Title : 「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」
Original Title :「Om Shanti Om」
▪️Release Date:2013/03/16
▪️Production Country:インド
🏆Main Awards :※※※
🕰Running Time:169分
▪️Appreciation Record :2020-276 再鑑賞
▪️My Review
これ、本当にむちゃくちゃ面白い作品です!!キャッチコピーは「何度生まれ変わっても、また君に恋をする」。
映画を観終わっても主題歌が耳から離れず、気が付くと口遊んでいる自分がいます(笑)
踊るシャールク、美しすぎるディーピカー、何でもありとも言えるドラマチックな展開に胸を締め付けられました!!
これほどインドらしいインド映画はないかもしれません。アーミル・カーンのように社会問題を提起しながら、極力踊りや歌を少なめにしてシリアスな感動を誘うボリウッドの流れがある一方で、素敵な踊りや歌をふんだんに取り入れて、輪廻の概念を取り入れながらも、モダンなロマンスあり、ユーモアあり、ホラーあり、そしてインドならではのポップではじける多幸感溢れるカラー、ボリウッド集大成のように良い所取りで、これぞボリウッド映画!!という作品です。
ルールを蹴飛ばす大胆なストーリー。観客ばかりではなく俳優も最高に楽しそうです。ゴージャスなキャストが並ぶのも本作ならではの見どころ。
ディーピカーの美貌は輝いています!!
本作、主演は“キング・オブ・ボリウッド”ことシャー・ルク・カーン。本作で1970年代の脇役俳優と、2000年代の人気スターに扮しています。ヒロインは、本作でデビューを飾ったディーピカー・パードゥコーン。彼女の演じる70年代の人気女優シャンティと2000年代の現代っ子サンディに、目を奪われてしまいます。新人とは思えないオーラを放つ美貌の持ち主ディ-ピカーには、本作出演後にオファーが殺到し、一躍ボリウッドのディーヴァとなったんですね。監督は、ボリウッドのトップ舞踊監督ファラー・カーン。本作でもゴージャスなソング&ダンスシーンを演出しています。特に、映画賞授賞式直後のパーティーのシーンでは、シャー・ルクを囲んで新旧トップスター30人がゲスト出演して歌い踊るという、スター顔合わせを実現させました。
物語は。。。
1970年代、ボンベイ(現ムンバイ)。脇役俳優の青年オームは、若き大人気女優シャンティに恋をします。ところが、シャンティは人知れず結婚し、妊娠までしていました。売れっ子プロデューサーのムケーシュが、その相手でした。映画界でのさらなる成功を求める彼はシャンティを疎ましく思い始め、遂に殺意を抱きます。ある日、ムケーシュから呼び出されたシャンティを心配して、オームはその後を追います。ムケーシュの罠にはまり、炎にまかれるシャンティ。彼女を助けようとしたオームもまた、命を落としてしまうのでした。 それから30年、インド映画界の頂点にひとりの大スターが君臨していました。その名はオーム。奇しくも、あの炎の惨劇の夜に生まれた男の子の成長した姿でした。。。
波乱万丈な人生。めげずに歌って踊って恋をして、泣いて笑ってハッピーに生きていけるパワーをいっぱい貰える、そんなステキな映画です!!
▪️Overview
ボリウッドを代表する俳優シャー・ルク・カーンが主演を務め、インドで大ヒットを記録したミュージカル・エンタテインメント。1970年代、脇役俳優のオームは人気女優シャンティに恋をするが、シャンティは売れっ子プロデューサーのムケーシュと密かに結婚・妊娠していた。しかし、ムケーシュは、妻の妊娠を喜ぶどころか疎ましく思っており、ある晩、撮影中の映画のセットにシャンティを呼び出し、罠にはめて殺害。シャンティを助けようと駆け付たオームも、映画スターのカプール夫妻の車にはねられてしまい、搬送先の病院で息を引き取る。オームの死亡と同じ時、同じ病院でカプール夫人は男児を出産。その男の子はオームと名付けられて育ち、30年後、スター俳優として活躍するが……。(引用:映画.com)