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プロジェクト・ゼロ
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『プロジェクト・ゼロ』に投稿された感想・評価

「本作品には暴力的な表現やグロテスクなシーンが含まれます」

警告文が復活した!!!!!www
このブレまくりな感じも流石のトランスワールドアソシエイツ!w




麻薬中毒者が若者を中心に広まりつつあるアメリカ(多分)。
麻薬撲滅の為に政府の科学者によって開発された新型麻薬「ベイビー・ブルー」。
ベイビー・ブルーは吸った人間を自殺衝動に駆られさせ自殺させるというヤベェ薬で、この薬を世間に拡散して麻薬中毒者を根絶やしにするという大変クレイジーな計画が進行していた。

しかし、ベイビー・ブルーは自殺願望だけではなく殺人願望と狂人化も増殖させる大変デンジャラスな薬だったのだ!!!

更にそのベイビー・ブルーがアホなヤク中毒の若者達の手に渡った!!
若者達はベイビー・ブルーを吸った奴が目の前で自殺した事をきっかけに、ヤク断ちの為に農場のオンボロ館にお泊りすることになるが、若者の一人が「ヤク断ちの最後の一服」と称してベイビー・ブルーを持ち込んでいた!!!
そして案の定、ベイビー・ブルーを吸った若者が狂暴化!!!!
更に屋敷のドアが壊れ脱出不能になったりして屋敷内は地獄と化す!!!

一方、ヤクを生み出した議員は証拠隠滅の為に売りさばいたベイビー・ブルーを手に入れた若者達を捜していた。




麻薬中毒の若者グループが、殺人衝動を誘発する麻薬を吸ったことから惨劇へと発展してゆくパニック・ホラー。

ジャケットはアウトブレイク物っぽい感じですが、実際は狂暴化する麻薬を吸った若者達が狂暴化してゆく狂人ホラー映画の一種でした。
そもそも舞台がボロ小屋だからジャケットみたいな場面は出ません。w

んでもって今作、あの「ジュラシックシャーク」をリリースした超Z級映画配給所のトランスワールドアソシエイツ配給なので、作品単体の出来としては正直微妙です。w

登場人物はヤクとセッ○クスと悪ふざけしか頭にないという、ホラー映画で物凄いよくあるタイプの連中。
オマケに麻薬中毒な所為で真っ当な思考はできないし、やたらと言い争いしてるわで全く完全移入できん。
こんな連中だから死んでも悲壮感の欠片もありません。
多分麻薬で死ななくても覆面の殺人鬼に成敗されてるんじゃないかな。w

そんな魅力のない登場人物の死を盛り上げるためか、殺害描写は結構な血みどろスプラッター。
(まぁ実を言うとそれ目的でレンタルしたんだが。w)
ただ、冒頭の自傷シーンや胴体真っ二つからの内臓デロリンチョな場面は中々悪くないが、それ以外は血糊で誤魔化したり、そもそもCGの血しぶきをやたら使ってたり、スプラッター映画としてはそこまで目新しさがないのも難点。
ホラー演出もドッキリシーンを入れたりしてるが、これが全く上手くない。
ラストシーンはドッキリのつもりだったんだろうけど、脅かし方が下手すぎてそこまで驚かんかったぞ。

クライマックス、最初に麻薬で狂暴化した奴が「デモンズ」っぽくなったり、科学者が生き残りの若者を殺そうとする「ナイトオブ・ザ・リビングデッド」オマージュなシーンもあったりするけど、元ネタに比べると月とすっぽんレベル。

そんなこんなで、この手の狂人ホラーとしてはあんまり出来は良くありません。
正直ネタ要素になる「処刑軍団ザップ」やプリズンブレイク要素のある「ゾンビ・ホスピタル」の方が、まだ見どころはあるんじゃないのかね。w


幸い、この手の若者がひどい目に合うホラー物としてはベタながら話はまとまってるし、登場人物の書き分けはそこそこに出来ている。
それなりに展開は工夫してるし、スプラッター的見せ場もある、クライマックスの逃走劇もそこそこに見入ったりするので、褒める様な内容ではないがそこまで悲惨な出来ではないと思う。


トランスワールドアソシエイツ配給作品としてはマシな部類だし、見どころもちょこちょこあるので、ギリギリ暇つぶしにはなる…のだろうか。
まぁしょぼくて出来もアレなんで、オススメはしないんだけどね。
⚪概要とあらすじ
薬の副作用により凶悪なサイコキラーへと変貌した者が引き起こす惨劇! とめどない殺意と、生存への執念が激しく衝突する衝撃の実験スリラー。

麻薬中毒者の数が年々増加するのを受け、麻薬撲滅運動の一環として進められている、ある実験があった。それは自殺を促す薬“ベイビー・ブルー”を使用した中毒者の一掃を謀る極秘計画だった。麻薬市場にばら撒かれたベイビー・ブルーは、知らずに服用した者を次々に死へと追いやり、ベネットもその犠牲となってしまう。ジェスは、ベネットが命を断つ光景を目の当たりにした事により、残された友人達と共に麻薬から足を洗う事を決めるが、その頃ベイビー・ブルーを服用した者の中から他人への異常な殺戮衝動に駆られる者が現れ始め...。

⚪感想
「彼女は最高に輝く女だったのに!」

いやこれはジャケット詐欺すぎる!!更生施設のように見えるのに実際はただの叔父さんの家だった。
R-15なだけあってグロいんだけど嫌なグロさ。自分の腹を切ったりこっちまで痛みを感じるやつ。低予算だからチープな感じがまたグロテスク。

ドラッグ中毒者に薬をやめさせたり更生させるより、やばい薬を渡して死んでもらった方が早いじゃんっていう映画なんだけど、実験段階で配っちゃうのダメだって。普通に殺人鬼と化した人たちいてどうして成功すると思うんだ。しかも実験なのに配られた人物全然把握してないじゃん。そこはちゃんとしてよ!!
ツッコミどころだらけなんかこの映画は!!笑

脚本ぐらぐらで冒頭からなぜそういう展開になったか割とはてな。急にみんなが足を洗う決意をしたことについていけない。
前半まぁまぁ我慢できる感じからの後半のだらだら感とつまらなさ。しかも画面が暗くてよく分からない。

やばい薬こと「ベイビー・ブルー」。名前はイカしてるけど服用した人達の狂い具合がやばい。もはやゾンビ。

観ても得るものはなかったので時間を無駄にしただけかもしれない。

ちょいエロなので勇気がある方はどうぞ!!

⚪鑑賞
⚫GYAO!で鑑賞(字幕)。
薬漬け系。

麻薬中毒者が年々増加するので一掃しようと自殺したくなる麻薬をバラ撒き中毒者を殺しちゃおう!というお話。
麻薬中毒者を麻薬で殺す意味がよくわかりませんが…自殺や殺しの描写がグロくて良かった!返り血がずーっと赤すぎてポスターカラーかな?と思いましたが、ポスターカラーもアリですよね。
しかし話があんまおもんないので残念。
後半からダレてくるのとよくわからないハンターみたいなオッさんが鉄砲でバンバン生き残りを始末する。
最初っからそうしやがれ。

しるこ記録【麻薬と自殺とポスターカラーと】

『プロジェクト・ゼロ』に似ている作品

キャビン・フィーバー2/キャビン・フィーバー スプリング・フィーバー

製作国:

上映時間:

86分

ジャンル:

3.1

あらすじ

友人がウイルスに殺された数日後、川沿いの堀から出てきたポールは、生徒たちの体を蝕んだウイルスが感染拡大し、プロムパーティーを脅威に晒すことを知る。