彦次郎

愛とセックスとセレブリティの彦次郎のレビュー・感想・評価

3.4
働かずに美女と金を得ようとした若者の顛末を描いた作品。
ぶっちぎりにモテるため対象を金持ちの女性に定めて速攻で相手に取り入る手法はジゴロの名に相応しい鮮やかさでした。その後にヒモとして生きれば良いのですが相手の金を自分の力にすり替え女漁りを敢行するところはゲスと言わざるを得ません。
何となく石田衣良先生の「夜の桃」が想起されますがあちらの方が突き抜けていて好感が持てます。
多分営業マンで例えれば新規開拓は得意で顧客管理が苦手そうなのでその辺りを把握した後での続編があれば…。
彦次郎

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