⚪概要とあらすじ
ロサンゼルスで暗躍した実在のギャング、ミッキー・コーエンと、街の平和を取り戻そうと立ち上がった市警との壮絶な抗争を描いたクライム・アクション。
1949年ロサンゼルス、ギャング王ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)はドラッグや銃器売買、売春などで得た金で街を牛耳っていた。警察や政治家も意のままに操るコーエンに誰も歯向かえずにいたが、街の平和を取り戻すべく6人の男たちが立ち上がる。ロサンゼルス市警のジョン・オマラ(ジョシュ・ブローリン)とジェリー・ウーターズ(ライアン・ゴズリング)らのチームは、身分を隠し闇社会に戦いを挑んでいく...。
⚪キャッチコピーとセリフ
“まるでギャングな警察たち。”
「神は目の前にいるぞ」
⚪感想
実話ルポを元にしたクライムアクション作品。
実話ベースで暗いジャケットに重そうなあらすじだけど割とあっさりしている。
『アンタッチャブル』をエンターテインメント強めというかシリアスを軽くした感じで、途中『ラ・ラ・ランド』。
セリフの言い回しがオシャレなものが多い。
『コードネームアンクル』でもあった気がするけど今作の「〜だぜ カウボーイ」てきな言い方が好き。
ショーン・ペン演じる伝説のギャングミッキー・コーエン。色気と貫禄と不気味さと渋さ。本当のギャングというかマフィアに見える。
173cmよりは高く見える。
吹き替えの山路和弘さんも良き。
ジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、アンソニー・マッキー、ロバート・パトリック、マイケル・ペーニャなど。
ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンのコンビは『ラ・ラ・ランド』と同様いい相性。ジェリーとグレイスのシーンは美しすぎてずっと見ていられる。
エマ・ストーンは少しレトロなセットや衣装が似合うし、黒み強めのメイクが最高。
ライアン・ゴズリングに加瀬康之さんの吹き替えが合っている。加瀬康之さんライアン・レイノルズだったり、ポール・ベタニーの吹き替えも担当しているなと。
日中でも暗いシーンが多く、夜になると顔ぐらいしかちゃんとんからないシーンもあって目が疲れる。
⚪以下ネタバレ
冒頭からコーエンのヤバさが感じられるシーン。おそらく体真っ二つな上に食われる。
靴磨きの男の子巻き込まれて死んじゃったの悲しすぎる。ジェリーが参加するきっかけにはなるけど辛い。
大体こういう作品の家族がいて頭脳派の人死にがち。
盗聴器で活躍したぐらいで見せ場もそんなになかったし、家族もいるのに。
ジャックはそれなりに闘っていたから良かった。
ジョンの奥さん殺されたんかと思ったら風呂場で出産したとか強い。
マックスの死際カッコよすぎる。
コーエンとジョンのボクシング血みどろで良き。
以下ストーリー。
ロサンゼルスのギャングであるミッキー・コーエンは街を牛耳っていた。街の政治家や弁護士、警察らを味方につけたコーエンに誰も歯向かえずにいた。だが市警のジョン・オマラを中心にコーエンへの戦いに挑む。ジョンはジェリーを誘う。次にコールマンを誘う。次にマックスを誘う。そこにはナビダが。次にコンウェルを誘う。失敗や成功はあったがコーエンに騙され仲間を失うも最後は逮捕する。
⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。