神戸典

ラッシュ/プライドと友情の神戸典のレビュー・感想・評価

ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)
3.5
この作品は実物の2人のレーサーのライバルとしての戦い方や認め方、生き様を熱く描いている。
最後まで2人は悪口を言い合ったが、そこにはかつてF3の舞台で罵り合った子供のような性格としてではなく、お互いを認め、尊敬した上での言葉であった。

レースの恐ろしさやレースにかける気持ち。
レーサーは一人一人思いが違うことを描いている。
そして何より、2人から伝え教えられることはどんなにプロと言われても恐怖と共にあるということ。恐怖と共存し、楽しむか。
幸せをこぼさない為に制限をかけるか。
どちらも間違ってはいない。
それぞれに信念があるように感じた。
神戸典

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