神戸典さんの映画レビュー・感想・評価

神戸典

神戸典

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インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

この作品はこれまでのSFものの中で群を抜いて考え抜かれている。
宇宙は未だ人類にとって未知の世界が広がっているが、そんな宇宙の構造を全て理解しているかのように作られたこの作品はさすがクリストファー・ノ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

前作ほどの衝撃はなかったが、開始早々カーチェイスや車の中での戦闘シーンからキングスマンの世界に引きずり込まれた。

ストーリーの展開は1つの目的へ向かおうとしているが複数のパーツに別れいまいち分かりづ
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

恋人の藤井樹を2年前に山の事故で失った博子は今でも忘れられないでいた。
ある日藤井の三回忌で実家を訪れた博子は卒業アルバムからかつて藤井が小樽に住んでいたということがわかり、ふと手紙を送って見ることに
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

離陸直後、バードストライクにより両エンジン共に停止し、緊急着陸で空港に戻る事を決めたが、高度が低く、エンジンも止まっているため戻るのは不可能と考えた機長のサリーはハドソン川に不時着水という無謀な判断を>>続きを読む

リープ・イヤー うるう年のプロポーズ(2010年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

部屋のコーディネーターのアンナは付き合って4年経つジェレミーからのプロポーズを心待ちにしていた。なかなかプロポーズしてくれないジェレミーに対してうるう年だけは女性から男性にプロポーズできるというダブリ>>続きを読む

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.8

まずこの作品は描き方から異彩を放っている。これまで見たことがない作品になっている。
映像はゴッホが実際に書いた絵が生きているように描かれている。
ペイント風の映像にしてそれを動かすことで本物よりもリ
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ディスタービア(2007年製作の映画)

2.8

スリラー映画として恐怖と真実が見えてくるストーリーは常に緊迫してみることができた。ホラー要素も強い。
しかしそこにラブストーリーを入れてしまったために最後のシーンでは男女のラブストーリーで終わらせてし
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天国は、ほんとうにある(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

実話に基づいた物語。
神父をしながら便利屋、消防などいくつも仕事をして誰にでも好かれているトッドは妻と息子と娘の4人で幸せな日々を過ごしていた。
しかし、トッドは仕事の報酬をお金ではもらわず物でもらっ
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

親友と一緒に会社を立ち上げ、想像力と革新性で会社を成長させたハワード。
人がみな動かされるものとして普遍的なものは、時間・愛・死の3つであると考えて、3つをテーマにし、人々を納得させ、人から愛されるも
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メカニック ワールドミッション(2016年製作の映画)

3.5

前作の『メカニック』よりもしっかりとした展開になっており、汚名返上したように感じた。
前作では暗殺であることを悟らせるなと言いながらド派手なアクションに出来上がっていたが、今作は事故を装うことにしっか
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不能犯(2018年製作の映画)

3.0

まず、松坂桃李以外の役者の演技がとにかく軽く、深刻さが伝わってこない。
これほどまでに顕著に呆れる演技は初めて見た。
そのこともあり、松坂桃李の演技だけが突出していた。
彼の役がたった1人でこの作品を
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

初めは無理にでもイエスということで幸福が舞い降りてきたが、それはたまたまであって、結果的にいい方向に向かっただけ。
もちろんノーと答え続けるからと言って災いが起きるわけではなく、いい方向に向かうものを
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ツナグ(2012年製作の映画)

5.0

三人の依頼人とツナグを受け継ぐ歩美の心の成長を描いた作品。

歩美はツナグの見習いとして、ツナグ側と一般人側のどちらの考えも感じる事ができるというのがこの作品を単なる綺麗事として終わらせない方法になっ
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.5

この世界で自分1人ではない。必ず心を分かち合える人がいる。そんな繊細な心と心の幼くも強い繋がりを小さな優しさで描いているこの作品は施設の子供達に非常に感情移入してしまった。
これ以上悲しまないでほしい
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羊の木(2018年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

この作品は終始恐怖感が続いた。
元受刑者の放つ異様な空気や不気味な表情が徐々に本性を現し自らが危険に犯されるような感覚。
どこまで彼らを信じ、何が嘘なのか。
元ヤクザの大野は顔の傷が原因で周りの住人か
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

5.0

極上のエンターテインメント。
もはや映画として視覚・聴覚的刺激を与えるだけでなく、実際にサーカスを見ているように心が震えた。
キャストの技術も実際にサーカスで行なっているからできるのだろう。
それに加
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.5

家族と一緒に暮らしたいというごく普通の事が侵されてしまっているアフリカ。
そして金儲けのためにその血塗られた現状を見過ごし自らの潤いを求める先進国。
それらは他人事ではなく手元に届くダイヤを手にしてい
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8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

幸せとは、優しさが触れ合いそこには2人だけの世界が広がる。一緒にいたいと思える人と笑って、話をして、寄り添い、共に歩んで行く。その全てが至上の幸せのような気がした。

佐藤健の幼い子供のような純粋な笑
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

始まりから1時間20分間は3人の男の幼少期から成長の過程を描いている。
そして、大人になり2人は軍人に、1人は一般人として生活していた。
休みを合わせて3人はヨーロッパ旅行に行くことを決め、休暇を存分
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blank13(2017年製作の映画)

3.5

斎藤工初監督作品。
一つの家族の人生と途切れながらも繋がっている運命というものを独特な雰囲気で描いている。

家族と一括りに言っても、それぞれの思いがある。
母親は父親がいなくなっても嫌な顔一つせずコ
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

4.5

何度見ても変わらぬ名作。
ミュージカル映画の先駆けと言えるだろう。

アニー役のクワヴェンジャネ・ウォレスの人懐っこい前向きな演技。そして見事な歌唱力。時に見せる寂しい顔。あの年齢で多彩な表情を見せて
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P.S. アイラヴユー(2007年製作の映画)

4.2

ストーリーは『ある天文学者の恋文』と似ている。
日常茶飯事な言い争いだが、お互いに想いをぶつけ合うとすぐに後悔と愛情が溢れ2人は仲直りしていた。

突然ジェリーが脳腫瘍で35歳という若さでこの世を去る
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

孤児で言葉を発することのできないイライザはアメリカの研究所で清掃員として働いていた。毎日同じ時間に起き、同じものを食べ、出社しては同じ掃除をしていた。

そんなある日、南米の湖から未知の生物が連れてこ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

田舎町に住むミルドレッドは娘を事故に巻き込まれ失っていた。

捜査が一向に進まない警察に対して批判の広告をビルボードに載せる。
広告に名前を乗せられた署長のビルは住民から好かれ、彼自身も真っ当に仕事を
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映画ドラえもん のび太の宝島(2018年製作の映画)

3.5

これまでと大きく変えてきた作画はまるで昔のドラえもんのようでありながらも、色彩は現代の鮮やかな作りになっている。

父と息子の関係を伝える作品になっており、それをお互いの視点で描くことによって、
父親
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アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

3.8

アイアンジャイアント3.5〜4

ホーガースとジャイアントの友情。
何処かの国の兵器として作られたジャイアント。かれは銃口を見ると戦闘モードになり、破壊の限りを尽くしてしまう。
軍の使いであるケントに
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ルーム(2015年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ジャックとジョイはある納屋で暮らしていた。
2人は長い間そのルームに監禁されて生活していた。
最低限の必要なものは週に一度誘拐犯のオールドニックという男が持ってくる。
世界から隠された存在になっていた
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きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

4.0

母親の病気により2人の兄弟が施設の中で苦しみ希望を抱く物語。

片足が内反足の弟のエルマーは宇宙飛行士になるという夢を語り、周りから非難された。
兄のエリックは弟思いで優しく、施設で苦しまずに生きるた
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パターソン(2016年製作の映画)

3.0

この作品においてパターソンと彼女の性格が正反対であるところに鍵がある。
パターソンは自らの故郷に住み着き、代わり映えしない毎日を過ごす中で、詩という外向きの行動をするものの、それを特に出そうとせず、内
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

5.0

オマール・シーの人間味と彼の笑顔から生まれる幸せがこぼれるような光り輝く姿が「最強のふたり」と同様見れた。

かつて関係を持った女性からいきなり子供をなしつけられた。
しかし、次第にサミュエルの中でグ
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天使が歌う街/ひねくれパパとサンタの贈り物(2013年製作の映画)

3.5

幼いころの辛い思い出によってクリスマスを嫌っていたマイケル。
息子のデビッドもある事故において自責の念を抱きクリスマスが嫌いになる。

しかし、ある日祖父の遺品から幼いころのクリスマスパーティーのビデ
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

起承転結がしっかりとしていて、且つ結で終わるかと思いきやそこからが新たな始まりとなっている。

ストーリーは突然網膜剥離によって通常の5%の視力となったサリー。それでも彼は自らの夢であるホテリエになる
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フェンス(2016年製作の映画)

3.0

トロイという1人の男がかつて幼い頃の育ち方が影響し、自らはそうしないようにした結果、少し歪んだ家族愛を形成し、家族の中にある責任を背負いきれずに外へ逃げた。
それでもトロイの思いは妻のローズにはしっか
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.5

ウィルは父親のエドワードがどんな時も空想を話す父親の何が本当の姿なのかを知らなかった。
エドワードの容体が悪化し、訪ねた事で父親の書斎からかつて話に出てきた軍からの手紙が出てきた。

父を知る人から人
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーはわかりやすく、オチも予想通りだったが赤ちゃんと男の子の絆、泣かせようとする場面もありよくできていた。

特に後半から始まるベイビーの幼児化が徐々に頻繁に起こり自我を失う姿は2人の絆を深める
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トラッシュ!-この街が輝く日まで-(2014年製作の映画)

3.8

ブラジルのリオデジャネイロ郊外のゴミ山に住む少年ラファエルは友達のガルドと一緒に毎日ゴミの中から生活するためのものを仕入れていた。
ある日財布を拾った事で少年たちは大きな事件へと巻き込まれていく。
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