Tom2022

謝罪の王様のTom2022のレビュー・感想・評価

謝罪の王様(2013年製作の映画)
3.5
これは、かなりパンチ力のあるコメディ映画です!それだけでなく話の濃さも半端じゃありません!ただ、この濃さに耐性がないと見るのがつらいかも😄。

東京謝罪センター所長の黒島譲(阿部サダヲ)が、ヤクザとのトラブルから、芸能界での謝罪や、国家レベルの謝罪まで、縦横無尽に大活躍します。そして、最後には、土下座を超える「究極の謝罪」で謝ります。

この映画は、阿部サダヲさん抜きには成り立たない映画ですね。彼の演技力というか魅力全開です。彼のファンなら、息つく暇もないくらい魅了されると思います😄。

いくつかの個別の謝罪の話なのですが、なんと、話が進むに連れて、すべての話がだんだんと立体的に融合して来ます。そう来たのねと、妙に納得させられます。うーん、脚本家さんなかなかやりますね!すごく、話を上手くまとめてくる感じです。

「わき毛ボーボー、自由の女神!」が、この映画の全てを語ります。これが出てきたら、冷たい目で見ないで、注意して見て下さいね。なんとびっくりする事に、全てはここに繋がります😁。

エンディングの音楽とダンスは、本編との雰囲気が全く違う感じなので、これも狙ってるのかなと考えちゃいました。

日曜日に力を抜いて、気楽に楽しみながら見るコメディ映画かなと思います。
Tom2022

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