Rocko

ウォールフラワーのRockoのレビュー・感想・評価

ウォールフラワー(2012年製作の映画)
3.8
こじらせ女子は苦手でも童貞男子の映画は好き。
高校でスクールカースト最下層に位置づけられた主人公チャーリーがエズラ・ミラー演じる陽気なパトリックとエマ・ワトソン演じるその妹で自由奔放なサムに出会い、生活が一変する青春作。

主人公がタイトルの「壁の花」なのに対して友人2人の華がすごい。
はじけまくってるエズラ・ミラーとエマ・ワトソンの可愛いと美しいの中間のような魅力とキレッキレのダンスにくぎ付けです。
ダンスシーンのCome On Eileenを始め、New Order, Sonic Youth,Smiths ,XTC、ボウイと私好みの曲が作品によく馴染む。

ストーリーは童貞のくせにあれこれ上手く行きすぎなのと、過去のトラウマをぼやかし気味にして良い面の方を押し出しているのが『ワンダー君は太陽』と同じくスティーヴン・チョボスキー監督っぽいなと勝手に解釈しました。
自分にとってはストーリー以上にキャストとサントラ勝ちな作品でした。

●2020年143作目●
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