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SING/シング:ネクストステージのRockoのレビュー・感想・評価

3.2
ご無沙汰しております。約4ケ月半ぶりの投稿ですが、まずお休み中にもいいね!とフォロ-し続けて頂いていたフォロワ-さん方に大変感謝しております✨
なかなかTL追えず、こちらからいいね!できずスミマセン🙇‍♀️

昨年転職してから自由がきかなくなったので約5ヶ月ぶりの劇場鑑賞は子供たちが待ちに待った『SING / ネクストステ-ジ』吹替版。
前作の『SING』はおばあちゃんに連れて行ってもらったので、続編を観るにあたり一応配信の字幕版で予習しておきました。(『SING』は未レビュ-)

今回は大の洋楽ファン/字幕派が吹替版を延々と見せられている完全なる付き添乗員目線でのレビュ-で、ほぼ満席の中、赤ちゃんの泣き声、ポップコ-ンムシャムシャ隊、ストロ-ズーズ-音などとのコラボ観賞なんでスコア低めです。

映画の内容についてもあまり触れていないのですが、どうしても書きたいことがあったのと、字幕版を上映している劇場があまりにも少ないのと辛うじて上映している劇場でも夕方から夜のみだったりすることにモヤモヤしつつ書いてるので、読んでいる奇特な方は適当に流してください。

やはり前作を観ておいてよかったです。
スト-リ-自体は前作の方が濃くて、2はテンポよくド派手に仕上げた分スト-リ-展開はいい加減で子供騙し。いや、騙せてない。小学生の娘でも随所ツッコミ入れられるように作られてました。
それでもジョニ-🦍のバックグラウンドなる父の登場やステ-ジに立つことすらできなかった恥ずかしがり屋のミーナ🐘が今回は恋の方で恥ずかしがるように話を広げて行ったりと、細かい描写やキャラクタ-の成長を楽しむには前作ありきで楽しめました。

【好きなキャラ】
長女 1:グンタ-🐷 2:ポーシャ
次女 1:ジョニ-🦍 2:ジョニ-
私 1:アッシュ🎸 2:ジョニ-父

吹替嫌いと言いつつ、社長クリスタルの悪役ボイスを演じたレジェンド大塚明夫さんを始め、ミス・クロ-リ-役の田中真弓さん(ワンピ-スのルフィが大好き)、坂本真綾さん、山ちゃん…と声優陣の安定感すごかったですね。
ジャイアンでお馴染み木村昴さんは普段タロン・エガ-トンの吹替やってるのに、英語版ジョニ-を演じているタロン君の吹替はスキマスイッチの大橋卓弥。
タロン・エガ-トンめちゃくちゃ歌上手いんで歌唱力での配役でしょうかね。

芸能人の吹替については以前から色々と言われてますけど、『SING』は割と評判よいですね。
歌の部分については前述のとおり、やはり自分は大の洋楽ファンなのでクレイ・キャロウェイはU2ボノで聴きたかったですよ。
B’z稲葉さんファンには申し訳ないですが、ステ-ジで歌う瞬間もうクセ強すぎてB’zなんですわ。長年引きこもり設定なのにボノのような哀愁が歌い方に入ってないんですわ。。。

そして今回新しいキャラで登場したポーシャを演じるアイナ・ジ・エンドに関しては、巷では評判よいようでウチの長女BiSHも好きでアイナ・ジ・エンドすごいよかったと言ってましたが、母は全くダメでした。
オリジナルのホールジ-がハスキ-ボイスなんでそこはよかったんですけど、アテレコ下手だし喋り方フワちゃんかと思いました。
空中を軽やかに飛び回りながら歌う"Could Have Been Me"は力不足です。
英語版のホールジ-が良いかって言ったらそれも自分にはダメなんで、アイナ・ジ・エンドうんぬんより原曲の"Could Have Been Me"を歌うThe Strutsが好きすぎてどっちもダメです。もう、この曲をホールジ-の曲だと勘違いされている方がチラホラいるのが残念で仕方ない。

ここからが一番書きたかったこと。
The StrutsはQUEENの影響を感じざるを得ない🇬🇧実力派のロックンロ-ルバンドで”Could Have Been Me”は彼らの代表曲なんです。
オーディエンスが一体となってシンガロングする最高の曲なんですよ。自分にとってはサマソニの猛暑のマリンスタジアムで歌詞を完璧に覚えて行き、バンドとオーディエンスが一体となって楽しんだ最高の思い出のライブ曲なので、それをいきなり映画でミュージカル風に歌われて上書きされる訳にはいかんのですよ。

Coldplayの”A Sky Full of Stars”もスキマスイッチよりタロン君で聴きたかったし、洋楽に思い入れが強い分、やっぱり英語版で観たかった!という感想でした。
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