雨の日の逢瀬
映像美。
アニメーションってこんなに綺麗に作れるんだ、なんて初心者みたいな感想が生まれてしまった作品。雨、降ってたわ確かにそこに。
高校生の眩しくてまっすぐな、ちょっと大人びた男の子はチョコレートのようにやっぱり甘くて「どうやって歩いたらいいのか分からなく」なってしまった大人は苦い苦いビールのようだ。意外とね、合うんすよ、ビールにチョコ。これは大人になって知ったことなんですけどね。
スッキリ終わるような話でもないし、爽快!感もない、例えるなら雨の日のジト、っとしたような終わり方なはずなのに余韻はとっても心地良い。綺麗な雨、だったからかなあ。
歩き方が分からなくなったら立ち止まったらいいし、歩く練習が出来たなら少しずつ歩き始めればいい。ゆっくり焦らなくていいんだよ、どうせ人間なんてどっかちょっと少しずつおかしいんだから