R

永遠の0のRのレビュー・感想・評価

永遠の0(2013年製作の映画)
1.2
すっげー久々にこんなクソ映画見た。何なんやろ、これ。たくさんの人に勧められたから期待してたのにー。こんな退屈な2時間20分ひさびさやわ。もーはよ岡田くん殺しておわろーやと何度思ったか。シリアスになればなるほど失笑度up。特にあのやくざのやつが喋るシーン(あの編集は何w)とラストシーンは爆笑。いや、あの、戦争を美談化するのはいいんすわ全然、けどどうせやるならこういう、ほーらいい話でしょ、はい、みなさんここ泣いてーって盛りまくってるくせに、キラキラしたベールでいやらしい感じを包み隠すようなキモいやり方じゃなくて、もっと直接的におお!いいなぁ!ステキな日本人! バンザイ!って、せめてそんくらい思わせろ笑 ま、でもそもそもメッセージが悪すぎる。ほんまクソ。特攻隊はみんなすばらしい人たちでしたよーとセンチメンタルに煽りたて、その時点でクソやけどまぁまだ許そう、挙句、その恩恵で今の社会の繁栄があるのにそれを分かってない現代人こそが悪だぞ!戦争で命をかけて戦ったヤツらに感謝しろ!ってメッセージ。何それw 馬鹿ですか。責めるとこ間違えすぎ善悪のたて方間違えすぎにも程がある。ほんとは何が責められるべきかちゃんと考えろ。それともあれか、意図的にそこから大衆の目を背ける目的か? もーツッコミどころ多すぎるけど、何が可笑しいか一応書いとこっと。まず、会う人会う人皆さん喋り過ぎ、説明し過ぎ、こんな喋るジジイどもおらんやろ! で、若者たち真剣に聴きすぎやし、コロコロ気持ち変わりすぎ。んで、気持ちの変化語りすぎ。こんなバカ丸出しの若者はいません笑 あと演技も演出もことごとく下手くそすぎる。見ててイライラする。まずメインリスナーの三浦くんの演技がビミョーすぎ。そのお姉ちゃんも、岡田くんも。熱が入れば入るほどひどい。岡田くんの奥さん、貧乏感ゼロで健康的すぎて説得力ゼロ。あと戦場シーンがピカピカでキレイすぎ、悲壮感ゼロ。兵隊さんたちイケメンすぎ。こんなイケメンばかりは集まりません。音楽も最初から最後までベっタベタ。ユーモラスなシーンもあるけど、全然笑えないうえ、ギャグなのか何なのかわからないシーン多すぎ。街中のゼロ戦シーンぶーんはネタ?なん?どっちなん? もーほんまありとあらゆるシーンがセンスなさすぎて失笑の嵐。あえて、いいところを挙げると、染谷くん! この人だけはこのベタベタのテレビドラマっぽいなか、ひとり映画やってた! 画面に出てくるだけで、一瞬グッと画が引き締まる。んやけど、やっぱ引き締まりきらないのは他のあらゆる要素がクソだからでしょう。これが桐島、部活やめるってよと同じ賞とかやめてほんと。レベル違いすぎるから。もう1回見るとしたら誰かと一緒にツッコミ入れて爆笑しながらやな。ほんまに何でもいいから良質な戦争映画を見て気持ちを清めたい。てゆーかこれ戦争映画とは言えないよな。あえて言うならアイドル映画のバカ映画。0.1点は染谷くんに、もう0.1点はクソ映画としての話題提供をしてくれてありがとう加点。
R

R