科学者の意識とAIが結びついて、社会を変えようとする映画です。SF好きとしては、大好きなジャンルの映画です。
AIを研究開発している科学者ウィル(ジョニー・デップ)は、反テクノロジー過激派組織のテロにより射殺されてしまいます。そこで、妻のエヴリンは、ウィルの意識をコンピュータにアップロードすることに成功しますが、ウィルの意識は、想像を超える進化を果たします。
AIの進化スピードは、予想を超えて進むでしょうから、こういった過激派テロも起こりうるかも知れません。国境は関係ないので、アメリカだけでなく、中国やロシアでも起こりうるでしょうね。
アップロードされたウィルがめちゃくちゃ賢くなります。ネットワークに繋がれたAIなので、様々な情報を自由に得ることが出来ます。株式投資などにより資金を得て設備投資したり、ナノテクや医療の技術開発を行います。
そして、ナノテクの実用化に成功し、これを利用した物質のコントロールも始めます。さらには、人間をネットワークにつなげて、活用するようになります。こうなってくると、ちょっと怖くなってきますが、なかなか興味深い所です🤔。
Blu-rayで見たのですが、画質もいいし、特にサラウンド効果が良かったですね。
さて、テクノロジーと人間との関係をよく考えさせてくれる映画だと思います。だけど、こうやって考えているうちに、AIの進化がどんどん進んでしまい、止める事が出来る領域を過ぎて行ってしまいそうな気もします。