ペコリンゴ

ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日のペコリンゴのレビュー・感想・評価

3.9
記録。
宴もたけなわ in 終末

セス・ローゲン&エヴァン・ゴールドバーグの監督デビュー作品となった終末コメディ。

セスの関連作品でお馴染みのキャストが多数出演している本作ですが、特筆すべきは彼らが自分自身を役として演じていること。セス・ローゲン as セス・ローゲンってワケね。

あらすじは↓
ロスで久々に再会したセスとジェイ・バルチェルはジェームズ・フランコ家のパーティーに参加。途中買い物に出た2人が遭遇したのは天変地異、そして空からの青い光に吸い込まれていく人々。急いでフランコ家へ戻り事態を説明するも皆は信じない。だがそんな彼らを巨大な地割れが飲み込んでいく…。

メインとなる生き残りの面々は
●ジェイ・バルチェル
●セス・ローゲン
●ジェームズ・フランコ
●ジョナ・ヒル
●クレイグ・ロビンソン
●ダニー・マクブライド

ですが、
冒頭で退場していくキャストもポール・ラッド、ジェイソン・シーゲル、リアーナ etc…とすぐ死ぬ割に豪華。

Fワード混じりで吠えながら斧を振り回すエマ・ワトソン、とにかく酷い役柄のチャニング・テイタム(欲しがりチャニング)も見ものです。

内容としてはフランコ家に巣篭もることになった野郎どもが繰り広げるおふざけ混じりのサバイバル劇。世界の滅亡に直面してるとは思えない、程度の低い口論が笑いを誘います。

下ネタやブラックジョークてんこ盛りで人を選ぶ節はありますが、演じてるのが本人だからこそ成せる”出演作イジリ”なんかは実際にありそうで楽しかったですね。

無駄にクオリティの高い終末描写も相まって凄くお金かかってそうなんですが、基本的にやってるのは悪ふざけ。

でもアメリカンコメディのそういうとこ、好きですよ。