真っ黒こげ太郎

アメイジング・スパイダーマン2の真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

3.7
※これまた文句や不満多めに書いてます。
本作が好きな方々はごめんなさい。


待てぇい!!!!!


\生きていたのか!(更新頻度的な意味で)/


血は特殊メイク担当の絆!

ホラー映画への愛の証!

スプラッター愛の為に、血を流す映画を観続ける男!!!


   真 っ 黒 こ げ タ ロ ッ ! ! ! !



\お前の血みどろ映画でフィルマークスを染めてやる!!!/





スパイダーマンとしてヒーロー活躍していたピーター・パーカー。
恋人のグウェンとも仲良く付き合ってしたが、死に際のグウェンの父親の約束を破った事で思い悩んでしまう。

そんな中、父親の真実に迫ったり、グウェンがイギリス行きを決意したり、スパイダーマンに助けられたコミュ障青年がエレクトロ化して逆恨みしたり、親友のハリー・オズボーンがグリーン・ゴブリン化して襲ってきたりですったもんだするのだった(雑w)。



マーベル・コミックのスーパーヒーローを実写化した、スーパーヒーロー映画。
2002年の「スパイダーマン」のリブート作、「アメイジング・スパイダーマン」の続編。

前作は私的にはイマイチだったので(それでもそれなりに退屈せずには見れたけど)、そんな期待してなかったんですが、今回は最初からスパイダーマンが活動してたので、テンポ良くアクションシーンに突入。
前作同様にキレのあるスパイダーウェブを駆使したアクションが展開され、テンションガン上がり!!!

壇上でヒロインとイチャつく姿はどうかと思うし、エレクトロの関しても「もうちょっと親身になって説得してやれよ」とも思ったけど、前作に比べるとドラマ方面のテンポがだいぶ良くなっていた印象。
内容も明るめになり、明るいスパイダーマンのキャラともいい具合にマッチしてた印象。


そういう訳で内容としては前作より楽しめた…んだけど、今回は色々と描いた要素が多すぎて、ライミ版の「3」作品以上に内容を詰め込み感がある。

エレクトロの執着とヒロインとの恋の行方とかそれだけで一作に収められそうなのに、そこから父親の真意に迫り、グリーンゴブリンの襲来、愛する物を失ってからの復活とか幾ら何でも詰め込みすぎ。
ヴィランごとのエピソードをそれぞれ分けた方が良かったんじゃないの?

まぁそれでもお話が面白ければいいのだが、お話も詰め込み過ぎの弊害か変な所がちょこちょこ。
特に気になったのはクライマックスの展開。
前作で父親の約束破ってまで守ろうとかしてたのに、そのヒロインの末路はないだろう!!!
しかも作中で時間がしっかり経過してるとは言え短い期間でアッサリ立ち直ってるのもどうかと…。

他にもエレクトロの倒し方とか、グリーン・ゴブリンのアッサリ感とか、色々と忙しなく処理してしまった分、もう少し内容を濃くして書いてくれたら良かったのにと思ってしまった所存。


今作、MCUとの掛け合いで打ち切られてしまったが、正直私的にはこの内容のまま続けていたらイマイチ&マンネリになってしまったと思うので、こればかりは仕方ないかなと思った…。
そう考えると、ここからMCU化して持ち直したのはナイス判断だったと思ったり。

まぁ、今作は前作より良くなってたし、何だかんだ退屈せずに最後まで楽しめたんだけどね。
まぁでも結局、自分はライミ版やMCU版のスパイダーマンの方が好きかな。



さて、長らくお待たせしました。(もう誰も待ってないとは思いますがw)

後はMCU版コッソリ見直して、公開終了前の劇場に駆け込みます。


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追記:一応ネタバレ回避の為に他のレビュー鑑賞&コメントは「ノー・ウェイ・ホーム」鑑賞後に行おうと思います。
予めご了承ください。ごめんね。