タカシ

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海のタカシのレビュー・感想・評価

3.1
『前作の記憶が曖昧なまま続編を観る危険』


皆様あけましておめでとうございます。
昨年は思いもかけずたくさんの方にレビューを見ていただいて、大変嬉しかったです。今年もたくさんの映画を観て、たくさんの皆様のレビューを見て、たくさんレビューを書きたいと思います。

さて、昨年中に観きれなかった本作です。
2010年公開の作品の直接的続編です。もちろんそちらも観ていますが、正直アレクサンドラ・ダダリオが出ていたなあ、くらいの記憶しかありません。
ダダリオ映画をコンプリートしたく、本作も観始めた訳ですが、まあ観ながら前作をちょっとずつ思い出すといった感じです。

典型的アドベンチャー映画。
主人公の危機を救うのは大概父親譲りの特殊能力と特殊アイテム。あまり知恵を使う事はありません。
「あとは勇気だけだ!(©「サイボーグ009」)」という側面はきちんとあるので何とか観られます。

そんなこと以前にこの作品の問題はクライマックスのラストバトルがあまりにもあっけないこと、そして続編のフリを入れてしまっている事です。

この二つは多分リンクした問題で、クライマックスのあっけなさは、おそらく続編があれば、そこでさらに展開させて利用するつもりだったのかな?
ただ、2017年、いや2018年現在製作される様子はなく完全に宙ぶらりんになってます。
主要キャストもさすがに少年少女感はなくなっているだろうし、またリブート?
原作は五作ある小説なので、いつかはそれらの映像化も観て観たいなあ。

私の大好き、青い瞳のダダリオはこの作品ではまだかろうじてティーンエイジャーに見えました。
おっぱい感は若干控え目でしたな、どうでもいいですか、そうですか。

常にいろいろ言われる芸能人吹替。
ふなっしーはちゃんとふなっしーしゃべりでOKな役をふってあって良かった。
まゆゆは、そう、まゆゆは良かったよ。彼女の器用さはわかってたけど、ここまでしっかり出来るとは思わなかったです。きっとAKB48、卒業してもお仕事してくれるでしょう。
お見事。
セルBlu-ray(吹替版)にて。18.01.01
2018#001
タカシ

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