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やくざ観音・情女仁義
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『やくざ観音・情女仁義』に投稿された感想・評価

5.0
個人的に神代辰巳のベスト(思い入れの強さ)は『恋人たちは濡れた』なんだが、田中陽造のシナリオを得てアブノーマルさに拍車が掛かったこの映画も忘れ難い。

随所に流れるあがた森魚の曲が「当時!」という感じでムード満点。小島剛夕とかガロ系の漫画を読んでいるかのような錯覚に陥る。やはり当時の劇画と日活ロマンポルノは切り離せない関係があるようだ。

よく考えりゃ石井隆だって劇画作家だし、イマイチ「実写映画感」が無いんだよね。全編「和」のテイストが濃厚なフィルムノワール兼ポルノ映画といった趣で、映像のアイデア満載なので飽きずに楽しめる。

しかし本当に独創的なポルノ映画。一歩間違えるとゴダールスレスレになってしまいそう。血縁関係と因縁にスポットを当て、地獄巡りをする男女二人の行く末は!?

う〜ん、やはりこれは元ネタは『気狂いピエロ』なんじゃないかなぁ。神代辰巳の狂気、というかポストモダン臭が凄く出ている逸品。
実直な性格をもつ僧侶(岡崎二朗)が、ヤクザと繋がりをもつ異母妹(安田のぞみ)と交流するうちに、倫理観の破綻をもたらしてしまう。反逆児のDNAをもつ僧侶の、裏の顔の表出を描いている、日活ロマンポルノ。「情女仁義」は「いろじんぎ」と読む。

「おまえの仏は人を殺す仏だ」と高僧に諭される冒頭部から、すでにヤバイ空気がビンビン。阿弥陀経を唱えながら、淡々と暴力をふるう破戒僧の絵面だけでサイコー。あがた森魚の楽曲使用に違和感があるけれど、エンタメ要素と捉えればオッケー。

「世知辛い世の中を生き抜くためには何でもやってやる!」という貪欲な精神を昂ぶらせている僧侶のハチャメチャ・アドベンチャー。瀑布側の岩場で男女交合しながら、そのまま河の中へと転落していく、(その名の通り)濡れ場が凄まじい。

本編のどこかに火の鳥を登場させたら、まんま手塚治虫のソレになってしまう。「もしも手塚治虫が、"火の鳥・ロマンポルノ編"を作ったら」を妄想しながら鑑賞するスタイルがオススメ。
Haman
5.0
土左衛門から産まれ仏道に育った破戒僧の仏教ピカレスクロマン。滝上での近親相姦大セックスや女の陰部に拳銃をねじ込んで発砲なんかの、殺して犯して不埒な営みすべてが暴力的にドラマチック。カットの圧が凄いんじゃ。あがた森魚の楽曲も絶好のタイミングで流れ、讃美歌と念仏がミックスした劇判も狂ってて最高。非道いほどの傑作でむせた。

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