仕事をフケて白昼のシネマヴェーラにて…
ドロドロしたストーリーがキレキレの映像で進んでいくので全然湿っぽさがない。これは文字通りの意味で、性急な行為が伴う鋭い痛みのようなようなものが画面のそこかし…
映像と音響への探究心がビシバシ。特に洗車マシーンの殺人はマフィア映画の雰囲気で最高だった。室内ダンスの長回し&ライティングや強姦未遂のドアの開閉、廃墟の使い方もカッコいい。堕落した大学生もミソジニー…
>>続きを読むヴェーラの脚本で見るロマンポルノ特集で見たがほとんど意味不明だし即興撮影も多そうだしクロスカッティングの激しさや台詞の繋がりの薄さからは編集で鬼切ってる気がするのでこれを脚本で語れと言われてもと思い…
>>続きを読む冒頭からキレキレの画面とその連鎖だが、驚くべきことに冒頭に限ったことではなく、映画の終わりまで持続する。弛緩する瞬間はなく、緊密で即物的な画面の連鎖が緊張感を画面にゆきわたらせる。
曽根中生の大傑作…