現代娼婦考 制服の下のうずきの作品情報・感想・評価・動画配信

現代娼婦考 制服の下のうずき1974年製作の映画)

製作国:

上映時間:68分

4.0

『現代娼婦考 制服の下のうずき』に投稿された感想・評価

な
4.2

仕事をフケて白昼のシネマヴェーラにて…

ドロドロしたストーリーがキレキレの映像で進んでいくので全然湿っぽさがない。これは文字通りの意味で、性急な行為が伴う鋭い痛みのようなようなものが画面のそこかし…

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3.8
一応今回の特集で1番観たかった映画。話の骨子は突飛ではない。しかし、この堂々たる感じは何だ!ロケも抜群。
ぴよ
5.0
(35mm)
曽根中生だから面白いに決まってると思って観に行ったら予想を越えて面白かった。冒頭から最後まで映るものがずっと面白い。
これを69分でまとめる手腕はさすがだし、構図・カメラワークもキマッていて、ジャンルを拡張しようという強い意志にあふれている。

映像と音響への探究心がビシバシ。特に洗車マシーンの殺人はマフィア映画の雰囲気で最高だった。室内ダンスの長回し&ライティングや強姦未遂のドアの開閉、廃墟の使い方もカッコいい。堕落した大学生もミソジニー…

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天使のはらわたのスタイリッシュさあんまりピンと来なかったのだけどこちらはバランス的に好き、ラストの台詞まで持続する気持ち良さ

ヴェーラの脚本で見るロマンポルノ特集で見たがほとんど意味不明だし即興撮影も多そうだしクロスカッティングの激しさや台詞の繋がりの薄さからは編集で鬼切ってる気がするのでこれを脚本で語れと言われてもと思い…

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SN
4.0
かなり映画的なショットが多い
濡れ場が先行するのではなくきちんと姉妹のヒューマンドラマを描こうとする姿勢にかなり好感を持った
復讐して終わりでいいのか?とは思ってしまう。室内のカメラの動きとか鬼ヤバいのだけど、スタイリッシュ一辺倒の映画の中に自分の居場所を見出せない。
flyone
-

冒頭からキレキレの画面とその連鎖だが、驚くべきことに冒頭に限ったことではなく、映画の終わりまで持続する。弛緩する瞬間はなく、緊密で即物的な画面の連鎖が緊張感を画面にゆきわたらせる。
曽根中生の大傑作…

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