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少年美談 清き心のchiyoのレビュー・感想・評価

少年美談 清き心(1925年製作の映画)
3.5
2020/7/25
道徳用の社会教育映画として作られたため、若干の説教臭さは否めない。が、メインとなるのは担任教師、生徒の少年と少女の3人のみだけれど、僅か29分の中にしっかりとドラマがある。中でも、少女の家庭の貧しさが何とも切ない。そして最終的には、少年の優しく清い心に触れ、担任教師と同じ大人として少年に申し訳ない気持ちでいっぱい。なお、本作は1995年にプラネット映画資料図書館で発見されたもので、貴重な作品を観られたことが嬉しい。
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