【おれはしらふじゃ死なん‼︎‼︎‼︎】
名ゼリフですね。
命の危機に瀕したとき、彼が求めたものは妻でも無く、友人でも無く、ましてや金でも無く、ルードであったのでした。
名作再鑑賞。ハリウッド屈指の名コンビ、スコセッシ×ディカプリオによる実在の証券マンの詐欺行為と堕落しきった生涯を描いた作品。
正直、スコセッシ作品の中では一番どうでもいい作品なのではないでしょうか(ディスってるわけではない)。
というのも、出てくるキャラクターがどいつもこいつもバカとクソのオンパレード過ぎて誰にも感情移入できません。
同じくレオさま主演の「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」が良く似たストーリーかと思うのですが、主人公のパーソナリティが全く違うので別ものの作品となっております。個人的にはスピルバーグに軍配です。
今作の方が何も考えずに観れるでしょうが、汚いものが嫌いな人には全く持ってオススメできません笑
ゲロやピーは当たり前。女性はみんなフルヌードでがっつりモザイク。中盤はひたすら乱交パーティを見せられる。
この作品はとにかく長い。そのせいで何が描きたいのか分からない。乱交パーティか⁉︎乱交パーティが描きたいのか⁉︎
とはいえやはりレオさまの演技には今回も脱帽。レモンでぶっ飛んでるシーンは流石の一言だし、そのあとのジョーダンとドニーの乱闘(?)はハリウッド史に残る泥仕合。
ということで、正直あまり中身は無いし、かといって気軽にサクッと観れるような尺でも無いのでちょっとオススメしにくい作品です。
レオさまの演技力をまざまざと見せつけられる作品であるのは確か。カッコいいレオさまが観れるかというとそうではないですが、ケツの穴にロウソクを突っ込まれているレオさまが観たい人には自信を持ってオススメ致します。