カツマ

マイティ・ソー ダーク・ワールドのカツマのレビュー・感想・評価

3.7
アベンジャーズ予習シリーズ第6弾!続いてはマイティーソーの2作目です。ソーのシリーズは恋愛要素強めなイメージ。アカデミー賞俳優ナタリー・ポートマンの王道ラブストーリーも今やレアです。

今作の肝はストーリー展開のメリハリが前作よりもハッキリと付いていたこと。ソーの初作は物語がアスガルドと地球を行ったり来たりするのと、バトルシーンが分散していたところが惜しかった。今作では前半にアスガルド、後半に地球と、舞台転換を分かりやすくし、後半に怒涛のアクションを集中させることで惑星規模のスケールを感じることができた。次元転送しながらのアクションシーンは圧巻!一見の価値ありですね。

遥か昔、世界は闇に包まれていた。その闇の権化ダークエルフに立ち向かったのが光と共に遣わされたアスガルド王国。アスガルドはインフィニティストーンの一つエーテルを司るダークエルフの首領マレキスを撃退し、エーテルは安全な場所へと封印された。
そして舞台は現在の地球。ロンドンで研究を続けるジェーンは現地調査の際に次元の狭間に落ち、液体のような物体に乗り移られる。それこそが封印されていたはずのエーテルだった。ジェーンを心配したソーはアスガルドの掟を破り地球へと降りてきてしまう。それは実にソーとジェーン、2年ぶりの再会であった。

今回はジェーンがソーの国アスガルドで冒険する、前作とは逆パターン(前作はソーが地球に落ちてくる)。やはり鍵になるのはソーの弟ロキで、彼が敵か味方か曖昧なアンタッチャブル的存在であるゆえに、物語の展開も彼に委ねられているところがあった。
ソーとジェーンについてはちょっと王道すぎるラブストーリーですが、次元を越えた恋にはシンプルにロマンチックを感じることが出来ました。

さて続いてはアベンジャーズエイジオブウルトロンに突入します。フェイズ2もいよいよ後半です。
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