わじ

インターステラーのわじのネタバレレビュー・内容・結末

インターステラー(2014年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ノーラン…やってくれるやんけ…
語るべき点が多すぎて1回見ただけではコメントし尽くせない
限りなく現実に近い、究極のSF映画

クリストファー・ノーラン×ハンス・ジマーは、本当に最強のコンビだと思う
ノーランこだわりのカメラカットに対して時には壮大に、
そして時は無音でそのシーンの魅力を最大限引き出す天才ハンス・ジマー
「Tenet」に関与していないっぽいのだが、今から期待しかない…!

脚本も冒頭の伏線が、ラストでしっかり回収されてて納得感しかないし、
ラストでアン・ハサウェイが到着した星は、どこか(まあわかるけど笑)
マシュー・マコノヒーはどこに向かうのか、明確に表現されないまま終えるのも
見ている側の想像力を掻き立てるし、何度も見てしっかりと作品に入り込むように仕向けられてて良い!

文系ど真ん中の私は、難しいことはわからないけど、
五次元の演出の発想は素晴らしく、複雑で難しい作品の中に
家族への「愛」がしっかりと描かれていて、SF×家族愛という二重のテーマが作品の奥深さを増長させている

大好きなマット・デイモンがちょっと嫌な役だけど、
役名が「ヒュー・マン博士」で「Human(人間)」ってことで
良くも悪くも人間は窮地に立ったら独善的になるよな(そして彼のラスト…)と考えると
人間に対する皮肉もあり、細かいところまで遊び心あるな~って作品でした
わじ

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