わじ

シャン・チー/テン・リングスの伝説のわじのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

アジア系ニューヒーロー誕生!フェーズ4の新しい世界に相応しいアクションエンタメ作品!

◯感想
待ちに待ったMCUニューヒーロー!素直に面白かったです!冒頭のバスの戦闘シーンから怒涛の幕開けでブラック・ウィドウとは違うカンフースタイルのアクションは手に汗握る展開でした。多分ステゴロだとMCU最強?ってくらいキレッキレのアクションは素晴らしかったです。

ストーリー全体を通してどこかファンタジー感強めで、「あれ?かめはめ波?ナルトの螺旋丸?いや、モンスター・ハンター?ロード・オブ・ザ・リング??」とこれまでのMCU作品とは違った印象を受けましたが、不思議と初代『アイアンマン』や『キャプテン・アメリカ』を見ているような思いにも駆られました。今後のフェーズ4の始まり、テン・リングスシリーズの幕開けとしては相応しい作品だったと思います。

これまでの主人公と比べるとシャン・チー(シム・リウ)は少しおとなしい印象ですが、両脇を固めるケイティ(オークワフィナ)とシャーリン(メンガー・チャン)が魅力的で、特に今後のシャーリンは闇堕ちするのか、「サーカス」に仲間入りするのか楽しみです。もちろんシャン・チーはブラック・ウィドウなき今、貴重なアクション担当、そしてケイティはホークアイと関わることがあるのか…今後も目が離せません。

予想していなかったキャプテン・マーベルの登場で胸アツですし、もはや主人公級に活躍していたトニー・レオン、59歳ってマジかよ…昔から顔つきもアクションのキレも変わってないじゃん!ってくらい興奮できるこれからマーベルを見始める人にもおすすめの作品です。
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