SF苦手だったんだけどなぁ。
この前観たスピルバーグの『未知との遭遇』に続いて高スコアがSFファンタジーなのはどうしてだろう。
テレビがデカいから。いえ、55型でも全く物足らずテレビの前でマシュー・マコノヒーと一緒にグルグル回ってみました。
結果、映画館すごいわ。
SFファンタジーにはロマンがあるよね。前半かなりストーリーを端折って進んで行くのに娘との会話シーンだけ尺長いよなぁ…息子のシャラメの方を前面に押し出せよと思ってたらそういうことなのね。
視覚映像は勿論ストーリー展開が面白い。宇宙で何やってんだよ、ブラックホール落ちたら普通死なない？分裂して燃え尽きるんじゃ？なんてありがちな思い込みを爽快に吹き飛ばし、一説にある「ブラックホール情報パラドックス」で言われる時空の歪みから想像を膨らませて創られた映画の世界。観る側が科学や物理学に疎くとも作品の随所で説明がなされるセリフや想像力で観て行けば5次元の世界も十分に理解ができます。
壮大な未知の世界へ愛と希望を持って挑むロマンに満ちた大作。
3時間超えてたのも知らずと夢中で鑑賞。
子役の女の子がジェシカ・チャステインに似てない？と隣で観てたダンナに言ってたらビックリ。ティモシー・シャラメはケイシー・アフレックに変身する訳がないでしょ！←あまりのショックで満点から減点
●2020年115作目
