【曲げられない一本の正義】
これはもう一本の作品として良くできていらっしゃる。
もちろん、印象イマイチだったとはいえ前作の鑑賞が必須ですがね。
完全に前作は序章でした。ていうか「アベンジャーズ」まで序章に見えますからね。
監督が変わってしまっておりますが、前作でちょっと雑に扱ってしまった部分をとても丁寧に拾いあげてくれていて、尚且つ先の伏線として残すという。ただの「繋ぎ」にしない、作品に対する熱量を感じました。
それでいてサスペンス・アクション的な要素もありまして、なんでもありのヒーローものなのにいち刑事ドラマを観てるかのような緊張感が途中ありました。
「キャプテン・アメリカ」は明らかな超人なんですが、真っ直ぐな人間らしさがあって良いですよねぇ…これは単にキャラクターの魅力。脚本と演者、両方のベクトルがバキッとハマった相乗効果でしょうね。
今作は我がアイドル、ロバート・レッドフォードが参戦。彼にしてはとても珍しいキャラクターで実に新鮮。
昔だったらロバート・レッドフォードが「キャプテン・アメリカ」にキャスティングされてるのが自然な程に正義漢のイメージですからね。
今でもやれるんじゃないのって思ってますからね笑
ということで、前作での細かな伏線（？）を拾い上げストーリーを広げた今作、キャプテン・アメリカ始めどことなく甘かったS.H.I.E.L.D.の全貌も掘り下げた上に「ウィンター・ソルジャー」が登場から最後まで完璧ね。MCU No.1バランス良さ毛（現時点）。ソーよりイケてました笑
二作目はちょっと伸びすぎだったね、ソー笑
