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俺たちスーパーマジシャンのHKのレビュー・感想・評価

俺たちスーパーマジシャン(2013年製作の映画)
3.2
この邦題と胡散臭いジャケ写のせいで、これまでに何度も素通り。
だいたいこのトリオ漫才みたいな3人ダレ?
有名どころも出てるようだけど、主役より脇役が豪華なの?
などと思っていたら・・・

えェ~!このジャケ写の3人、スティーヴ・カレルとスティーヴ・ブシェミとジム・キャリーだったの?
全っぜんそう見えないんですけど・・・
ジャケ写似てなさすぎでしょ!

出演はさらに貫禄のアラン・アーキンとジェームズ・ガンドルフィーニ、紅一点のオリヴィア・ワイルド(当時27歳)など。
ちょうど10年前の作品ですが、これだけのメンツで日本劇場未公開とは。
原題は“The Incredible Burt Wonderstone” バート・ワンダーストーンはカレルの役名。

子供の頃からマジック大好きだったカレルとブシェミは大親友で、有名なマジシャン・コンビにまで登りつめるも今や落ち目。
そこに強力なライバルのキャリーが登場し、ベガスでのショーの5年専属契約を競うことに・・・

カレルは当時51歳で、あの『フォックス・キャッチャー』のキモイ演技はこの翌年。
本作ではベタな我がままキャラですが、近作の『アステロイド・シティ』ではとてもイイ感じにアクが抜けてました。

キャリーも同じく当時51歳で、出演を後悔したという『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』と同じ年の作品ですが、本作では好感度ゼロ(?)の笑えないドン引き悪役キャラを披露。この人、本気で危なそう。。

本作の3人の中だと一番まともに見えるブシェミは一番年上で当時56歳。
もう3人とも意外とイイ歳ですが、皆さんそれぞれ10歳は若く見えるのはサスガです。

クライマックスの大マジックは・・・やりすぎでしょ。
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