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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンのabeeのレビュー・感想・評価

3.9
【凶器を存在させた責任と存在する罪を問う】

有名どころから引用してしまいましたが、これは古来より存在する答えようのないジレンマです。

善と悪は表裏一体であり、平和という言葉は戦争という言葉無くして生まれません。
本作はそんなとても真面目な議論を延々と繰り広げる物語でした。

ポストクレジットで毎回次回予告をしているとはいえ、たまに乱暴なものがありますね。
本作の冒頭はだいぶ脳内で???が踊りました。
が、しかし、今作でも繰り広げられる頭脳派と肉体派の争い。それぞれの正義がぶつかり合う様は観ていてやはり燃えますよね。こういう漢くさい感じがMCUは好きですよ。

今作の素晴らしい部分はそんな平和のジレンマを具現化したヴィランとニュー・ヒーローの登場。
特に今後の展開に期待が膨らむのはニュー・ヒーローです。
ヴィランの器となるべくして生まれた彼が本当に世界を救うための兵器となり得るのか、はたまたやはり世界を脅かす脅威なのかーー。

まさに「アベンジャーズ」という組織を体現する彼が今後どのように関わってくるのか、大いに期待です。

ということで、内容には結構満足なんだけれども、とにかくポストクレジットに頼りっきりでスタートダッシュが猛スピードすぎるとこだけなんとかならないでしょうか。
いつものことですが、私の脳みそはロースペックなので容量少ないんだよねーー。

助けてWikipedia!!
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