いろんな見方はあるでしょうが、ナターシャのハルクの扱いひどいよ!美人が純情男子を利用すんな!とまず書いておく!
何気に出てくる「ワカンダ」という地名、誰もが持てないはずのハンマーがわずかに動いたときのソーの表情の変化、ナターシャの「永遠には続かない」という言葉。
改めて見なおしてみると、コレがアノときのコレになるのかという発見があるのがMCUの面白いところ。茂木健一郎もビックリの「気づいちゃった!」という興奮、アハ体験があるんですよね。
「ワカンダ」という地名が後で大きな意味を持つように、エピソードを重ねることで設定されてるバックグラウンドが単なる舞台の書き割りではなく、実際に存在して動いてるように感じることができる。
主人公の周りの人間だけじゃなくて、脇役のあの人にもドラマがあり、舞台となる街でさえもただ壊されるだけじゃない。今回の市街戦で救助される人でさえても、ただそこにいるだけでなく、シリーズに大きな影響を与えていく。
ディズニープラスでたくさんのMCU作品の制作が発表されて、ちょっと広がりすぎじゃね?と思うけど「いや、彼も主役だ。そこにもドラマがあるんだ」というのは他人を思いやる気持ちにもつながるのかもしれない。なーんてね。