三郎丸

オール・イズ・ロスト 最後の手紙の三郎丸のレビュー・感想・評価

3.5
【頑張るほどに、死が近づく男】

ロバート・レッドフォード海でピンチ!

お話は
主人公は、人生の晩年を迎え、ヨットでインド洋を航海中、海上に漂流していたコンテナとヨットがゴッツん!
その結果、船体に穴が開き、緊急事態!主人公は、危機管理に鬼強なのか?
テキパキと状況に応じた対処を続けます…が!
船のダメージは主人公が予想したよりも大きく、通信も絶たれる…
嵐、飢え、のどの渇き、サメにも囲まれ
絶対絶命!主人公は数々のピンチを乗り越えられるのか!?

マット・デイモンの「オデッセイ」と被ってます。
【生きることを諦めないこと】
がテーマですね。

良かったヨポイント!
・主人公は、トラブルに強いハズなのにきちんと対応すればするほど、あがけばあがくほどにドンドン悪い流れになっていく。途中からちょっと面白く感じます。
・空腹の中で釣りをして、アタリがあったものの、釣果…サメは鬼畜!
糸を手繰り寄せて、サメチラ見したとたん「危な!」みたいなリアクション含め、良い!笑

いまいちポイント!
・中弛みがキツい。軽く修行タイムかと思うぐらい退屈な間がある…

ちょビッと面白かったぞポイント!
・生きようと粘った挙げ句の、終盤
【難破しちゃったよ助けてファイア!】を思いつき、火を使った場面での見事な救命ボートの燃えっプリ!
レッドフォードのテンパリ顔面&「あっツア!」みたいな声でてました。笑
そら熱いよ、あっという間に凄い火勢が上がったし…

ロバート・レッドフォード
一人芝居で、ヨットの勉強色々したと思いますし、知力・体力・気力を使い、とても演技とは思えない演技は素晴らしい。

終盤
燃えてる救命ボートに通りすがりの船が気づいて…のほうが主人公どうなったか?が色々想像出来たのに…
作品全体は良かっただけに、もったいない!
三郎丸

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