mimitakoyaki

ラブ・フィクションのmimitakoyakiのレビュー・感想・評価

ラブ・フィクション(2011年製作の映画)
3.0
わたくしの待ち受けにもなっておりますハジョンウを愛でる会を自宅で開催しております。

ジョンウ作品は30作品中20作品ほど見てるのですが、まだ見てない本作を見つけまして。

売れない小説家が、自分の理想とする完璧な女性と出会って一目惚れし、願いが叶って付き合うことになり最高に幸せな日々を過ごしていましたが、食べ物の好みや趣味が自分の好みと違ったり、聞きたくないような過去の事とか知ったりして、それらがいちいち気に障ってスッタモンダするというラブコメです。

ありがちっちゃそうですが、そういう男女の恋愛の機微についての話ならそれはそれで良いんですけど、なんかつくりが変わってて、ジョンウが書こうとして考える小説が映像化されてて、でもこれがスベってる感じが見ていてちょっとツライ…
彼女と付き合う中で見えてきたことと、男が考える小説が交互に描かれていて、それがテンポも悪くしてるし、その劇中劇がチープな芝居だしで、何を見せられてるのかという気持ちになりました。

まあでも、恋人の過去の良くない噂なんかを聞いてしまったら気になってしまうし、疑心暗鬼になるし、不安にもなるし、自分の嫌いな食べ物を彼女が好きで食べたがったりとか、付き合いたての頃はそれも許容できても、積もり積もってきて付き合いたての頃の新鮮さもなくなってくると、相手の嫌なところが気になってくるというのはわかります。
男女の感覚の違いもありますしね、そういうのは面白く見れました。

それに、若いジョンウ、メガネをかけてるジョンウ、髪が長めのジョンウ、イチャイチャするジョンウ、踊るジョンウなどなどが拝めましたので、わたしといたしましては、ご馳走様でしたというありがたい気持ちになりました。

6
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