東京キネマ

デンジャラス・バディの東京キネマのレビュー・感想・評価

デンジャラス・バディ(2013年製作の映画)
3.0
こういった企画をやりたいのも解らなくもないんだが、なんなんだろうねえ、この下品さ。 結果的に、ダーティなマシンガン・トークだけで映画一本作っちゃいましたってことなんでしょうか。

おそらくね、この二人は同僚・上司に徹底的に嫌われていて、その理由が本人たちは良く解らないっていう人格破綻者同士が、その理由故にシンパシーを感じてバディになる、ってとこがお話の中心軸なんでしょうが、設定が曖昧すぎちゃってるのが面白くない原因ですよ。

それにしてもですよ、Wikiによれば製作費4,300万ドルに対して世界興収2.3億ドル、うち北米だけで1.6億ドルの興収を上げているんですねえ。 まあ、いつもの通り、日本じゃ全く数字が取れなかったでしょうが・・・。 このレベルでこの数字取れれば上出来でしょう。 羨ましい限りですよ。

それにしても、どうせ日本じゃ売れないだろうからという理由があるにしても、この邦題、何とかなりませんかねえ。 解ってやってるんでしょうが、これじゃ三流ポルノ映画でしょう。 要はですよ、ポルノと勘違いして見てくれるだろうというお客と、ポルノじゃ観ないというお客を計算して、前者が多いと読んだ配給会社のリテラシーの高さに唖然としている訳なんですが・・・。
東京キネマ

東京キネマ