東京キネマさんの映画レビュー・感想・評価

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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

いや~素晴らしい映画です。まさしく音楽伝記映画としてはダントツに感動的でありました。もう開巻の20世紀フォックスのクレジット・バックに流れるブライアン・メイから痺れましたよ。ジョン・ディーコンはオリジ>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.5

観てから気付いたのですが、これDCコミックスだったのねえ。まったく知りませんでした。まあ、知ってたら多分観なかったとは思うのですが、結構面白く拝見させてもらいました。結果オーライです。

しかしねえ、
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.0

前作と変わらずのキレッキレのアクション、楽しいです。疑問だった、何故因果が消えなかったのかの解答はありませんでした。というより、因果に落ちずという前提で第2章(というより、後日譚です)に突入した感じで>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

実はこの映画、大好きでね、既に5~6回くらい観ました。良くできてるんですよ、なんか新しいアクション映画って感じもしますし。。。

開巻、直ぐにリベンジ・ストーリーだというのが解ります。なんだ、女房殺し
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眠狂四郎 悪女狩り(1969年製作の映画)

3.0

朝丘雪路さん追悼鑑賞3本目、これで最後です。

朝丘さんの役どころは、眠狂四郎馴染みの出会茶屋の女将役。これも看板で言えば5~6枚目の端役です。なんでこれだけしっかりしたお芝居をする朝丘さんの出演作が
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座頭市血煙り街道(1967年製作の映画)

3.5

朝丘雪路さん追悼2本目です。大映座頭市シリーズ全22本中の17作目。演者書き出しのクレジットでは三枚目の筆頭。まあ、看板で言えば5〜6枚目くらいの端役です。

役所は旅芸人一座の女座長。艶っぽいせいで
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いれずみ突撃隊(1964年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

月刊誌『正論』に映画評論家・内海陽子さんの朝丘雪路さん追悼記事がありまして、それがちょっと素敵だったんで、その後追いです。その後、旦那さんの津川さんも亡くなってしまいましたが、まあ、津川さんの場合は代>>続きを読む

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.5

最近珍しく秀逸な邦題。これじゃあ、映画好きは見ちゃいますね。芝居上手な4人のガチ芝居です。老練なヴァンサン・カッセルが突っ込み役で、若手二人は受け役。それに解毒薬としてマリオン・コティヤールとバランス>>続きを読む

ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

映画のイントロダクション曰く「あまりうまくいっていない父娘関係の中、父は別人「トニ・エルドマン」となって娘の前に現れ・・・」となっているけれど、これは間違い。父はあくまで父として登場します。ピエロのよ>>続きを読む

リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

3.5

一部の人たちには熱狂的に支持されている映画なので大いに期待して見ました。面白いですよ。でもね、どうも色んなことが引っかかっちゃって、落ち着いて見れません。映画は理屈じゃないんだけど、これは一体何だろう>>続きを読む

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.5

それなりに楽しく観れました。でもちょっとお話がぬるいかな。

120年間睡眠ポッドに入れられるんだったら、昔の海外旅行じゃないけれど、死を半分覚悟して行く訳で、それが途中で目覚めたらもっと自暴自棄にな
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

2.5

ガッカリでした。観念的だからテンポが悪いのか、テンポが悪いから観念的なのか解りませんが、気を抜いていると寝落ちしそうです。

とにかくですね、ブレードランナーだったらレプリカントのサッドストーリーにな
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

“舐めたカートゥーン映画ばっかり創ってんじゃねえぞ、おいマーベル!”というギレルモ・デル・トロ先生の声が聞こえてきそうですよ。この時代、「ロマンティックな獣姦映画」というコンセプトで映画創る人なんてこ>>続きを読む

ファング一家の奇想天外な秘密(2015年製作の映画)

3.9

今やエキセントリックな爺さんをやらせたら天下一品のクリストファー・ウォーケン、それに落ちぶれた女優をやらせたらこれまたピカ一のニコール・キッドマン、それにまた情けない男を演らせたら抜群のジェイソン・ベ>>続きを読む

アメリカン・レポーター(2016年製作の映画)

4.0

原題の「Whiskey・・・」は、「What the Fxxx」のもじり。なかなか洒落た題名です。舞台はアフガニスタン。原作が女性ジャーナリストの回顧録なので、あまりナマナマしいのも嫌だなあとは思って>>続きを読む

幸せがおカネで買えるワケ(2009年製作の映画)

3.5

最近どうも、ネタバレじゃん、とか、ネタバレじゃないよ、とか鬱陶しいなあ、と思っているこの頃、皆様は如何お過ごしでございましょうか。

そもそもですよ、配給会社が用意するイントロダクションでほぼネタバレ
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ラブリーボーン(2009年製作の映画)

4.0

とても感動的な映画ではありましたけど、少女殺人の映画ってのは矢張り正視できないくらい辛いです。猟奇的な描写は殆どありませんけど、設定だけでダメです。歳を取るとどんどんダメになります。だから、血の滴るス>>続きを読む

ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

4.0

今やそれなりの年齢になって、夫婦とも健康で、それに子供が二人も居る家庭であれば尚更、それだけで幸せに見えるというのは悲しいかな認知バイアスでね。むしろ、そういう家族であればこその疎外感や孤独感みたいな>>続きを読む

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.0

なんの予備知識もなく、いきなり見ちゃったもので、これがノンフィクションの原作ものだということをクレジットで知りました。ドラマが事実に基づいたもの、ということは、より納得感が深まるということが本来なんで>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.2

いやね、変な勘違いでこの映画を敬遠してしまうというのは分かるんですよ。私もそうでしたもの。徳富蘇峰の言う『キリシタン大名、小名、豪族たちが、火薬がほしいぱかりに女たちを南蛮船に運び、獣のごとく縛って船>>続きを読む

ビハインド・ザ・コーヴ 捕鯨問題の謎に迫る(2015年製作の映画)

4.2

いやあ、痛快、痛快。『ザ・コーヴ』の問題提議から論理展開まで全否定ですよ。感心したのは『ザ・コーブ』のように扇情的なギミックは一切使わず、冷静に淡々と事実を積み重ねて再検証して反論していること。

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ザ・コーヴ(2009年製作の映画)

1.0

見る前から気分が悪くなるだろうなあ、と思って見る映画も珍しいと言っちゃあ珍しいんですが、想像を絶するひどさ。なんじゃこれ感満載の日本ヘイト映画でした。そもそもだよ、ひとの国に勝手にやってきて、それも私>>続きを読む

クレイジー・パーティー(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

結構面白かったですよ。最近のジェニファー・アニストンの安定感は半端ないですね。何を観ても外れがありません。

さて本作、原題は「OFFICE CHRISTMAS PRTY」。営業不振で閉鎖寸前のオフィ
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ネイバーズ2(2016年製作の映画)

2.5

よしゃいいのに続編も鑑賞です。クロエちゃんが出てるんでね。悪しからずです。

おそらくね、セス・ローゲンは普通にやっても続編は成立しないってことは分かってたんだと思いますよ。なのでクロエちゃんを大玉と
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ネイバーズ(2014年製作の映画)

2.5

わたし、正直言ってこういった「クレージー・パーティ」もののコメディって大好きなんですよ。古くはピーター・セラーズの『パーティ』(1968年)やジョン・ベルーシの『アニマル・ハウス』(1978年)など、>>続きを読む

べネファクター 封印/人生の特効薬(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

以下、完全にネタバレです。

「THE BENEFACTOR」とは、恩恵を施す人、あるいは後援者という意味らしい。「封印」は、意味わからず。なんだそれ、のいつも通りの副題。WOWOWで先行放映したらし
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サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「SIDE EFFECTS」とは薬の副作用のこと。本作では、抗鬱剤で夢遊病患者になってしまった患者に新薬を試した結果、殺人事件を起こしてしまったという筋書き。もし、意識のない状態での殺人であれば、患者>>続きを読む

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

しかしねえ、この邦題タイトル、何とかならんの?タイトルで内容を全部バラしてどうんすんだよ、って話ですよ。これじゃ、「86分」が頭から離れず、劇中の会話が進むたびに時計を気にして、そんで、ああ、結末では>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.0

面白い映画でしたよ。恋愛観というよりも、それ以上の、なんというか、人生観をちょっぴり考えるヒントになるような刺激がありますね。映画の中では、恋は感情、愛は感覚、だと言い切っちゃってます。恋をしなくても>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

参りました、面白すぎます。スピルバーグってもう70歳超えてるでしょ?特に開巻からの30分、阿呆みたいに凄いんですよ。一気にある種の「第三空間」へのトリップ感というんでしょうか、飛んじゃっている描写が凄>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

シルエットを多用したトップシーンと、象やライオン入れ込みのエンドのマス・ダンスはちょっと良かったですけど、全般的に言えば普通ですかね。ヒュー・ジャックマンはもちろん格好良かったですよ。でもね、想像して>>続きを読む

刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

見なきゃ見なきゃと思いつつ、うん十年経っての鑑賞。う〜ん、やっぱり旬で見なきゃだめですね、こういう映画は・・・。

この映画が公開されたのは1985年ですが、アーミッシュが多くいるランカスターの近くで
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.0

すでに20年も前の映画ですが、筋の面白さと芝居の力でグイグイ引っ張って見せる映画でした。最近この手の映画が少なくなったように思いますが、いいですねえ、こういうの。最高に面白かったです。リチャード・ギア>>続きを読む

誘拐の掟(2014年製作の映画)

4.5

いや~とても面白い映画でした。キッチリしたメソッド映画というか、今時 “ハードボイルドだぜ~い!” ですよ。もうこれだけで素敵です。この張り詰めた雰囲気、映像の隅々までピンと張った緊張感。それにユーモ>>続きを読む

蒼き狼 地果て海尽きるまで(2006年製作の映画)

2.0

松方さん追悼22本目です。この映画、松方さんが出演していなければ、絶対に観ることはなかったろうと思います。そもそも、「映画」を創るということは魂の発露と言いますか、言葉を超えたパトスのようなものがあ>>続きを読む

十三人の刺客(2010年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

松方さん追悼21本目。予習はバッチリしといたもんで、楽しく比較鑑賞させてもらいました。全体的に言えば、旧作に比べ本作の方が遥かにまとまりよくなってますね。娯楽作品として十分堪能できます。さすが三池崇史>>続きを読む

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