『少女にまた、
“その日”は訪れる』
弟がトランシーバーで呼ぶ声で目覚めると、また昨日と同じ一日が始まる。そして、繰り返される同じ日。『ＣＵＢＥ』のヴィンチェンゾ·ナタリ監督が仕掛けるタイムリープ⌚ホラー。主演はすっかり成長した『リトル·ミス·サンシャイン』の女の子ことアビゲイル·ブレスリン嬢。
この映画の設定である、繰り返される同じ一日。それだけなら、よくある設定。
直らない車。
家から出ない家族。
何故か消えてしまう服。
洗濯機の裏にある謎の扉。
深夜、部屋の前で立ち止まる足音。
驚く事にまず、序盤であるひとつの大きな秘密が明かされます。ただし、その段階でも上に記した謎については、一切明かされません。
その後、主人公が勇気を振り絞り行動を起こすと、今までは同じだった“一日”に少しずつ変化が現れます。ただし、この映画の面白いところはそれによりますます訳が分からなくなるところ(笑)ただし、もちろん徐々にいろいろと分かっていきます。そして、いろいろ分かっていく過程が非常に凝っていて、ひとつ分かる度に「なるほど、そういう事だったのか！」となる楽しさがあります。まあ、楽しいと言っても演出はあくまでホラーなんですけどね…(^∀^；)
前述の秘密やこの後の真相については、あの映画やこの映画っぽいって言い方で言いたいところなんですが、なんせネタバレ直結の恐れありなんでそれは止めときます(・・;)タブレットを使ったあのシーンなんか、まさにあの映画っぽいんだけどなぁ… 言いたいとこですが、あえて言わないでおきます( *´艸)
そこまでがかなり異色な映画だったので、終盤にかけての展開にはややベタさも感じましたが、それより何より「これをどう解決させるんだ！」というストーリーには最後まで惹き付けられました！だから、ラストも嫌いじゃないし、霧に包まれたいかにもな雰囲気も良かったです🙆。そして、やっぱループものは面白いですd(･∀･`*)
